相続のプロの技術を磨く

相続の仕事で先が見えなくなる場合があります。それは遺産分割が、兄弟姉妹の間で意見対立が激しく決まりそうも無い時です。これを未分割といいます。個別にお話を聞くともっともな理由があり、譲れない理由も分かってきます。しかし遺産分割が相続申告期限までに終了しないと皆さんの経済的に不利になることも多いのです。(http://www.imanaka-kaikei.co.jp/news-bac12-07.htm)こんな時に出来ること。それは聞いて差し上げることしかないようです。これが難しいことです。税理士として、解決策を提案する事や、難しい税法を分かりやすく説明することは、プロとしては経験を重ねていくと出来る可能性が広がってきます。解決策を提示出来ずにひたすら聞いて差し上げることはプロとしても難しいことなのです。そのために勉強したカンセリング講座を復習することが良くあります。受け入れ方の勉強です。「受容」というそうです。相続のお手伝いのプロになることは深くて遠いようです。それだけにやりがいがあります。