2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

相続後の手続その2

相続発生後、遺された奥様には、年金の手続、生命保険の手続があります。さらに土地建物の名義変更、預金口座の名義変更があります。そのためには相続人の確定、遺産分割協議書の作成があります。このように慣れない手続をご自分でするにはエネルギーが必要…

相続後の手続その1

お通夜と告別式が終わりますと家族にとっては疲れが出てくるところです。その後は、香典返し、49日の法要が待っています。さらに名義替えが必要になってきます。私達会計事務所が名義替えのお手伝いをしていると言いますと、驚かれる方がいます。しかし説明…

被相続人の年齢その3

相続をお手伝いして亡くなった方の年齢が気になる時があります。一方62歳の男性の方の今年死亡する率は、厚生労働省統計情報部が出している『人口動態統計』の性・年齢別死亡率、つまり、2002年の男性・女性について、人口1000人当たり、その年で何パーセン…

被相続人の年齢その2

相続をお手伝いして亡くなった方の年齢が気になる時があります。私どもでお手伝いした被相続人の年齢分析があります。2003年分の分析によれば、70歳未満が26%です。70歳から89歳までが66%です。平均余命とか平均寿命と、被相続人の年齢は厳密に言いますと違…

被相続人の年齢その1

相続をお手伝いして亡くなった方の年齢が気になる時があります。平均寿命が男性78.64歳、女性が85.59歳です。(2005年7月発表データ)。亡くなった方を被相続人といいますが、申告書を書いていて被相続人のご年齢が若いと、複雑な心境に至ります。もちろん専…

2006年度税制改正 物納制度の改正 対応策その3

今回の改正後の対応策を述べます。すでに物納申請している方です。今回の改正は2006年の4月1日以後の相続により取得した財産から開始されます。とはいえ、今まで申請済みで、収納してない物件に関して、手続きが滞っているのは例外として…とは、なかなかいか…

2006年度税制改正 物納制度の改正 対応策その2

今回の改正後の対応策を述べます。相続が発生する前には、会計事務所に頼んで、相続が発生したら何が起こるか事前に調査する事をお勧めします。10ヶ月間に物納可能に出来るのかどうか?土地を診断してもらい、境界や道路付けや借地人との交渉等事前にしてお…

2006年度税制改正 物納制度の改正 対応策その1

今回の改正後の対応策を述べます。相続が発生した時は、物納適格かどうかの調査をただちに依頼する税理士さんに頼みます。土地がポイントになります。書類審査で却下されると物納が出来なくなります。物納申請は相続の発生後10ヶ月ですから、その土地が物納…

2006年度税制改正 物納制度の改正 実務家の勘所その3

国・国税庁・税務署にとっては今回の改正のメリット・デメリットは何でしょうか?メリットは1.審査基準が明確になりそれを満たしてないものを物納として受け取らなくても良くなる。 2.その財産が物納に適格か不適格かどうかの判断が分かりやすくなり、事務が…

2006年度税制改正 物納制度の改正 実務家の勘所その2

納税者にとっては今回の改正のメリット・デメリットは何でしょうか?メリットは1.その財産が物納に適格か不適格かどうかの判断が分かりやすくなりました。 2.物納の許可または却下が3ヶ月で結論を出してくれるので、物納が却下されて延納になり大きな利子税…

2006年度税制改正 物納制度の改正 実務家の勘所その1

延納中の者が、資力の状況の変化等により延納による納付が困難となった場合には、申告期限から10年内に限り、延納税額からその納期限の到来した分納税額の控除した残額を限度として、物納を選択することが出来る制度が創設されました。さてこの制度はどんな…

2006年度税制改正物納制度その6

与党税制改正大綱P6には物納手続の迅速化・明確化の理由が記されています。税制を適正かつ公平に執行する ためには、国民の視点に立ち、申告納税のための環境整備を図っていくことが重要である。相続税の物納制度については、制度に対する信頼を確保するとと…

2006年度税制改正物納制度その5

与党税制改正大綱P30には物納手続の明確化が記されています。 ① 物納財産を国が収納するために必要な書類として、物納財産の種類に応じ、登記事項証明書、測量図、境界確認書、要請により有価証券届出書等を提出する旨の確約書等一定の書類を定めるとともに…

2006年度税制改正物納制度その4

2006年度(平成18年度)税制改正大綱が発表されました。2006年4月1日以後に相続又は遺贈により取得した財産に係る相続税から改正されます。P31には物納許可又は却下の審査期間が決められました。 申請から許可又は却下は3ヶ月以内です。 物納物件が多数となる…

2006年度税制改正物納制度その3

2006年度(平成18年度)税制改正大綱が発表されました。2006年4月1日以後に相続又は遺贈により取得した財産に係る相続税から改正されます。P30には物納許可基準の緩和・明確化が明らかにされました。これまで不明確だった物納不適格財産を法令で限定・明確化…

2006年度税制改正物納制度その2

2006年度(平成18年度)税制改正大綱が発表されました。2006年4月1日以後に相続又は遺贈により取得した財産に係る相続税から改正されます。P32には画期的な改正がありました。延納中の物納の選択です。延納中の者が、資力の状況の変化等により延納による納付…

2006年度税制改正物納制度その1

本日2006年度(平成18年度)税制改正大綱が発表されました。2006年4月1日以後に相続又は遺贈により取得した財産に係る相続税から改正されます。大綱のP30には下記の記載があります。物納不適格財産の明確化抵当権が設定されている不動産、境界が不明確な土地…

相続税の支払いの財源は?その4

相続税の支払い方法を事前に検討しておく方が増えています。最近の安心プランニングのお手伝いをしてますと、事前に準備したいと言われる方が増えています。土地を売るか?物納かの選択時に、売却可能かどうかに時間がかかる物件の場合です。10ヶ月の間では…

相続税の支払いの財源は?その3

相続税の支払い方法は現金納付・延納・物納とあります。わが社の7年の統計によりますと、現金納付は71%(76%)です。 延払いの延納は6%(6%)です。 もので納める物納は23%(18%)です。 [いずれも前者が金額の割合、後者が件数の割合です]相続財産にある現金預…

相続税の支払いの財源は?その2

相続税の支払い原資は相続財産の中にある現金預金がまず考えられます。さらに生命保険が考えられます。それで足りない場合は、土地の売却もしくは物納、有価証券の売却・物納が考えられます。さらに足りない場合は相続人が持っている現金預金が考えられます…

相続税の支払いの財源は?その1

相続税の財源の話です。どうやって納めるかの対策です。まずはフランスの話題です。フランスの故ミッテラン大統領の個人所有のワインがパリでオークションにかけられ、総額15000ユーロ(1ユーロ=約132円)で落札された。夫人と息子が相続税支払いなどのため…

住宅資金の特例はどうなるその3

住宅資金の贈与が気になる時は住宅を息子さんや娘さんが建てるもしくは購入する時です。親御さんにはお金があるが子ども達にはお金が足りない場合です。金額が大きいので無理もありません。マンション購入時の税金相談ではこの質問が多いと聞いています。そ…

住宅資金の特例はどうなるその2

次に気になるのが住宅取得資金贈与の特例措置(5分5乗計算)の適用期限の延長があるかどうかです。この制度は平成17年12月31日までとなっておりそのまま終了するか更に延長するかが注目され亭ます。平成17年12月までにこの制度を使って贈与するかどうかを…

住宅資金の特例はどうなるその1

先ず気になるのが相続時精算課税で住宅資金に関しては通常の2500万円に上乗せしている1000万円部分です。日本経団連の税制改正要望には 平成18年度改正において講じるべき措置として 1.新耐震基準、環境基準を満たす住宅の建設・改修について、借り入れ、…

泥棒から財産を守るその3

物騒な時代です。 泥棒が嫌がる・敬遠する家は 1.人の気配がする 2.センサーが設置されている 3.犬がいる 4.明かりが点灯している 等々、侵入しようとする家屋・マンションに何らかのアクションがあった場合には侵入を諦めると言われているそうです。 警視庁…

泥棒から財産を守るその2

物騒な時代です。キャッシュカードは暗号が必要です。暗号が分からなければ下ろせません。ところが最近ATMにカメラを取りつけて暗証番号を盗もうとしたした犯罪が発覚しました。そこでキャッシュカードのセキュリティ非接触型「手のひら静脈認証」でATM利用…

泥棒から財産を守るその1

物騒な時代です。泥棒が資産家を狙う時代になりました。そんなときに財産を守るにはどうしたら良いでしょうか?完璧な方法はありませんが、少しの不便を我慢すれば泥棒から財産(預金)を守ることの手段はありそうです。まずは通帳と印鑑は別々に保管をお奨め…

検索エンジンから相続の専門家を選ぶその4

「相続の依頼をするときの信頼できる専門家の見分け方は何でしょうか?」ざっくばらんなご質問です。インターネットでグーグルやヤフーで検索すると多くのホームページに当たります。その中からご自分に合う会社の見分け方を述べて見たいと思います。検索の…

検索エンジンから相続の専門家を選ぶその3

「相続の依頼をするときの信頼できる専門家の見分け方は何でしょうか?」ざっくばらんなご質問です。インターネットでグーグルやヤフーで検索すると多くのホームページに当たります。その中からご自分に合う会社の見分け方を述べて見たいと思います。検索の…

検索エンジンから相続の専門家を選ぶその2

「相続の依頼をするときの信頼できる専門家の見分け方は何でしょうか?」ざっくばらんなご質問です。インターネットでグーグルやヤフーで検索すると多くのホームページに当たります。その中からご自分に合う会社の見分け方を述べて見たいと思います。検索の…