2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

確定申告時期と相続税の申告その3

2月16日から3月15日の間は会計事務所は、確定申告のお手伝いで、毎日夜は遅くまで、土曜日も仕事です。会計事務所は確定申告でてんてこ舞いのようです。今日で約半分の日程が終了です。さああとの半月で出来るかどうか?どこの事務所も大変です。私どもも会…

確定申告時期と相続税の申告その2

2月16日から3月15日の間は会計事務所は、確定申告のお手伝いで、毎日夜は遅くまで、土曜日も仕事です。会計事務所は確定申告でてんてこ舞いのようです。2月に御相続が発生しますと、4ヶ月以内の準確定申告という1月から亡くなった日までの所得税の申告をしな…

確定申告時期と相続税の申告その1

2月16日から3月15日の間は会計事務所は、確定申告のお手伝いで、毎日夜は遅くまで、土曜日も仕事です。一般的な会計事務所の相続のお手伝いは、しばらく休業です。先日もあるご紹介者がこんな本音を言ってくれました。「FPステーション・税理士法人思援さ…

長いレンジでお付き合いさせていただいております。その3

私達は資産家のお客様と長いお付き合いになります。あれは駆け出しの頃です。1985年です。Dさんの買換えのお手伝いをさせていただきました。それからDさんの相続のお手伝いをして、Dさんの奥様の相続のお手伝いをしました。さらに息子さんEさんの財産対…

長いレンジでお付き合いさせていただいております。その2

私達は資産家のお客様と長いお付き合いになります。あれは1987年のことです。相続のお手伝いをさせていただきました。その前からAさんの遺言のお手伝いをしていました。本家相続でした。そして今年です。今度は当時相続人だった御長男Bさんの相続が発生し…

長いレンジでお付き合いさせていただいております。その1

私達は資産家のお客様と長いお付き合いになります。10数年前に相続税の試算をされたお客様から久しぶりにお電話をいただくことがあります。とても嬉しいことです。「当時の担当者は辞めたと聞きましたが…」とのお問い合わせです。「データベースはきちんと永…

ますます便利になる確定申告その3

資産家の方も今は確定申告です。確定申告の作り方の説明がブロードバンドで見やすくなりました。国税庁が提供するWEBのTAXテレビです。年金の確定申告を見ました。コンピューターに慣れていない方向けの番組です。お孫さんからインターネットが出来る…

ますます便利になる確定申告その2

資産家の方も今は確定申告です。確定申告の作り方の説明がブロードバンドで見やすくなりました。国税庁が提供するWEBのTAXテレビです。事業所得の確定申告を見ました。コンピューターにある程度慣れている方が対象になっている番組でした。美容室のご…

ますます便利になる確定申告その1

資産家の方も今は確定申告です。確定申告の作り方の説明がブロードバンドで見やすくなりました。国税庁が提供するWEBのTAXテレビです。事業所得の確定申告 年金の確定申告 住宅ローン控除の還付申告これは動画でかつリンク集もあり、確定申告の画面も…

親からの子供への贈与その3

時系列的に見ると贈与税の申告者は2001年376,198人・2002年360,594人と減少してきましたが、2003年に相続時精算課税が導入され、403,651人と増えました。そのうち相続時精算課税を選択した人は78,254人でした。2004年・2005年のデータはまだ発表されていませ…

親からの子供への贈与その2

2004年の世帯主が60歳以上の黒字率が話題を呼んでいます。黒字率とは黒字(実収入-実支出)÷可処分所得です。勤労者世帯では10.4%ですが無職世帯(年金収入が主な方)では-30.2%です。無職の方は預金を取り崩して生活をしています。この無職世帯が増えている…

親からの子供への贈与その1

総務省で発表している家計調査があります。世帯主が60歳以上の世帯の平均貯蓄額は24,360,000円(負債は196,000円)です。さらに60歳以上の高齢無職世帯の家計は毎月36,000円の赤字です。12ヶ月で言うと年間432,000円です。これが20年続くと8,640,000円です。…

土地有効利用。建築協力金方式の注意点その3

借地権を発生させないために、テナントさんが建物の建築代金を建築協力金と言う名目で土地所有者に無利息で融資し、建物を地主が建てるという形があります。建築協力金方式と呼ばれています。この方式にはキャッシュフローで見ると2つの問題点があります。二…

土地有効利用。建築協力金方式の注意点その2

借地権を発生させないために、テナントさんが建物の建築代金を建築協力金と言う名目で土地所有者に無利息で融資し、建物を地主が建てるという形があります。建築協力金方式と呼ばれています。この方式にはキャッシュフローで見ると2つの問題点があります。一…

土地有効利用。建築協力金方式の注意点その1

借地権を発生させないために、テナントさんが建物の建築代金を建築協力金と言う名目で土地所有者に無利息で融資し、建物を地主が建てるという形があります。建築協力金方式と呼ばれています。この建築協力金(建物が完成した後は保証金)は賃料収入と相殺し…

遺言時の財産価値その3

遺言を書くときに生活設計が気になります。本家が今後どのような生活をしていくかが気になるところです。そのときに重要なのはキャッシュフローです。財産価値はあるが、その物件ではキャッシュフローが稼げないときに問題が生じます。相続財産の種類ごとに…

遺言時の財産価値その2

相続財産の種類ごとに、財産処分価値とキャッシュフロー価値が違う理由を説明します。財産処分価値とは売って幾らになるかという価値です。相続税の評価も基本的には時価の8割を意識して計算されるようになっています。一方キャッシュフロー価値とは、将来幾…

遺言時の財産価値その1

遺言をお手伝いしていますと、財産価値だけでは、なんとも遺言を遺す方の思いを応援するのに難しい場合があります。今後のキャッシュフローを見て、誰が何を相続するかの検討が必要となります。相続財産の種類ごとに、財産処分価値とキャッシュフロー価値が…

遺言書どうりにしたくない場合その3

遺贈の放棄をする時とは、どんなときでしょうか?相続人間で話し合って、違う遺産分割をしたいときも遺贈を放棄するときがあります。趣旨は納得するが、資産の種類は相続したい財産でない場合です。遺言では預金となっていますが土地を相続したい。一方では…

遺言書どうりにしたくない場合その2

遺贈の放棄をする時とは、どんなときでしょうか?遺言どおりに相続すると、明らかに税務上損する時です。信託銀行さんが遺言を作ったのですが、税務まで考えて、遺言を書いてないときがあります。幸い、相続人間で、話し合いが出来る状態で、合意が出来そう…

遺言書どうりにしたくない場合その1

遺言とは別に、相続人で話し合い遺産分割が出来ないかというご相談です。全員で遺贈の放棄ということが出来ます。遺贈は受遺者の承諾を得ずに一定の財産を受遺者に与える行為です。そのため、特定遺贈の受遺者は遺言者の死後、いつでも遺贈の放棄をすること…

相続税の申告事績から読み取れることその3

国税庁によれば、2004年〔平成16年中(平成16年1月〜平成16年12月)〕に相続が開始した被相続人から、相続で取得した者について、平成17年10月31日までに提出された申告書(相続税額があるもの)に係る申告事績の概要は次のとおりであります。(発表は2005年…

相続税の申告事績から読み取れることその2

国税庁によれば、2004年〔平成16年中(平成16年1月〜平成16年12月)〕に相続が開始した被相続人から、相続で取得した者について、平成17年10月31日までに提出された申告書(相続税額があるもの)に係る申告事績の概要は次のとおりであります。(発表は2005年…

相続税の申告事績から読み取れることその1

国税庁によれば、2004年〔平成16年中(平成16年1月〜平成16年12月)〕に相続が開始した被相続人から、相続で取得した者について、平成17年10月31日までに提出された申告書(相続税額があるもの)に係る申告事績の概要は次のとおりであります。(発表は2005年…

迅速な出版には用意周到な準備がその3

書籍「あわてない!困らない!不安がなくなる相続・贈与」の最新版が2006年2月1日に出版されました。2005年12月15日に公表された「平成18年度税制大綱」の改訂も入れたものです。税制大綱後の書籍がなぜこんなに早く出たかを説明します。筆者が早いだけでは…

迅速な出版には用意周到な準備がその2

書籍「あわてない!困らない!不安がなくなる相続・贈与」の最新版が2006年2月1日に出版されました。2005年12月15日に公表された「平成18年度税制大綱」の改訂も入れたものです。税制大綱後の書籍がなぜこんなに早く出たかを説明します。その秘密は最初の依…

迅速な出版には用意周到な準備がその1

書籍「あわてない!困らない!不安がなくなる相続・贈与」の最新版が2006年2月1日に出版されました。この本は2003年3月に初版が出版され、フォレスト出版さんの努力のお蔭で19,000冊発刊されています。この度、2006年税制改正で物納手続きが改正されたのを受…

貸地の相続実務その3

貸地を相続するとき、相続人の相談にのらせていただきます。評価は路線価に、税務署が定めている底地割合(1-借地権割合)をかけます。このお客様の場合は4割でした。納税資金を確保するために、さてそれを物納するか売却するかというご相談です。物納と売却…