2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

婚外子最高裁決定を受けた国税庁の対応公表。その3

9月24日、国税庁は先日の婚外子最高裁決定を受けた取扱いを公表しました。 平成25年9月5日(違憲決定日)以後に申告または処分(更正の請求又は修正申告を含む)により相続税額を確定する場合、非嫡出子の相続分は、嫡出子の2分の1とする規定がないものとし…

婚外子最高裁決定を受けた国税庁の対応公表。その2

9月24日、国税庁は先日の婚外子最高裁決定を受けた取扱いを公表しました。 平成25年9月4日(違憲決定日)の翌日以後に相続税額を確定する場合、非嫡出子の相続分は、嫡出子の2分の1とする規定がないものとして計算することとなりました。 この取扱いは、9月5…

婚外子最高裁決定を受けた国税庁の対応公表。その1

9月24日、国税庁は先日の婚外子最高裁決定を受けた取扱いを公表しました。 この決定は、同月4日に、これまで非嫡出子の相続分が嫡出子の半分であった民法の規定が違憲であると最高裁判所が判断をしたものです。 相続税の計算は、民法の法定相続分を前提とし…

2020年東京オリンピック開催!その3

9月7日の国際オリンピック委員会(IOC)総会において、2020年のオリンピック・パラリンピック競技大会の開催都市が東京に決まりました。今日は番外編です。 オリンピック招致のIOCでの安部首相と猪瀬都知事のスピーチで「legacy(レガシィ)」という言葉が何…

2020年東京オリンピック開催!その2

9月7日の国際オリンピック委員会(IOC)総会において、2020年のオリンピック・パラリンピック競技大会の開催都市が東京に決まりました。今日は、税法ネタとしてよく話されるメダリストと税金について。日本オリンピック委員会ではメダリストに報奨金を支払う…

2020年東京オリンピック開催!その1

9月7日の国際オリンピック委員会(IOC)総会において、2020年のオリンピック・パラリンピック競技大会の開催都市が東京に決まりました。そこで今回は開催を記念して、オリンピックと税金に関する内容をいくつかご紹介します。まずは、消費税の増税について。…

婚外子の相続分格差、違憲判決。その3

2013年9月4日、最高裁判所は婚外子の遺産相続分を嫡出子の半分とする民法の規定を違憲と判断しました。気になる点としては、過去の相続への影響です。最高裁は次のように判断しています。 今回の決定の違憲判断が既に行われた遺産分割に影響し、解決済みの事…

婚外子の相続分格差、違憲判決。その2

2013年9月4日、最高裁判所は婚外子の遺産相続分を嫡出子の半分とする民法の規定を違憲と判断しました。諸外国では1960年代後半以降、婚外子と嫡出子の差別が撤廃されています。 現在、日本以外で差別を設けている国は欧米諸国にはなく、世界でも限られた状況…

婚外子の相続分格差、違憲判決。その1

2013年9月4日、最高裁判所は婚外子の遺産相続分を嫡出子の半分とする民法の規定を違憲と判断しました。結婚していない男女間に生まれた婚外子(非嫡出子)の遺産相続分は、民法の規定により嫡出子の法定相続分の半分となります。過去、平成7年の最高裁大法…

日税連による平成26年税制改正の建議。その3

日税連は毎年、税理士法に基づいて財務省、国税庁、総務省、政府税制調査会等に「税制改正の建議」を行っています。 相続税の基本的な考え方は、今後の改正に伴い、申告件数が大幅に増加し延納・物納の申請件数も増加すると思われることから、延納・物納の申…

日税連による平成26年税制改正の建議。その2

日税連は毎年、税理士法に基づいて財務省、国税庁、総務省、政府税制調査会等に「税制改正の建議」を行っています。 法人税については、受取配当は全額益金不算入とすること、貸倒損失の要件を緩和すること、役員給与や交際費等の損金算入規定を見直すことを…

日税連による平成26年税制改正の建議。その1

日税連は毎年、税理士法に基づいて財務省、国税庁、総務省、政府税制調査会等に「税制改正の建議」を行っています。 「平成26年度・税制改正に関する建議書」は、去る7月23日に財務省、国税庁、総務省、中小企業庁などに提出されました。 所得税については、…

平成26年度税制改正要望の概要。その3

各府省庁から平成26年度税制改正要望が8月末にほぼ出そろいました。 今回は経済産業省から提出された要望項目のうち、気になるところを少し見てみましょう。・生産性向上を促す設備等投資促進税制の創設 民間設備投資の回復を目指す目的です。 ・事業再編を…

平成26年度税制改正要望の概要。その2

各府省庁から平成26年度税制改正要望が8月末にほぼ出そろいました。 今回は金融庁から提出された要望項目のうち、気になるところを少し見てみましょう。・NISA(少額投資非課税制度)の利便性向上 すでに来年1月より開始されるNISAの普及・定着を図る観点か…

平成26年度税制改正要望の概要。その1

各府省庁から平成26年度税制改正要望が8月末にほぼ出そろいました。 今後の議論を経て、第一弾として10月に国会提出予定の産業競争力強化法案(仮称)、そして12月半ばには税制改正大綱が取りまとめられる予定です。提出された要望事項をみると、その多くが…

師匠の相(すがた)を続けるその3

私は故米長永世棋聖からは種々のことを教えていただきました。 東京都の教育委員だったころ、コメントを直接いただき光栄でした。 勇気と励ましをいただきました。私はその恩返しに中村太地六段を密かに応援しています。 天からの応援に加え、地上から応援す…

師匠の相(すがた)を続けるその2

王座戦は興味深いものがあります。 9月で2局、10月で3局あります。ここまでの来たのも中村太地六段の実力と もう一つあるような気がしています。 天からの応援があるような気がしてならいないのです。師匠の故米長永世棋聖は 中村太地六段の昨年の棋聖…

師匠の相(すがた)を続けるその1

将棋棋士の中村太地六段。1988年生まれの新鋭です。 明日9月4日から王座戦の挑戦者として羽生善治王座に挑みます。中村太地六段の初タイトル戦は昨年の棋聖戦。 産経出版社さんが主催です。 今回は王座戦の挑戦です。 日本経済新聞社さんの主催です。 …

レガシィセミナーのご案内。その3

近日実施される税理士法人レガシィ主催セミナーをご紹介いたします。【タイトル】 〜相続税を取り戻す!〜 相続税還付セミナー【日程】 10月22日(火)14:00〜15:00【内容】 ・相続税申告における税理士業界の実態とは? ・最高還付額3億9千万円!って本…