2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

誕生日に遺言を見直すのは如何でしょうか?

相続セミナーでこんな質問をいただきました。相続税の専門の税理士をしてますと、皆さんざっくばらんに相続税以外のことも聞いて下さいます。「遺言を書き変える時はいつですか?」遺言というものは新しいものが有効になります。そこで書き変えのタイミング…

自社株を物納するやり方があります

未上場企業の株式の物納のお手伝いをしています。相続が発生してオーナー社長さんが困ることの一つに自社株式があります。相続税評価は高い割には売れないのです。売ってしまえば株主としての支配権が無くなります。そうは言っても納めるための他のものもそ…

親孝行の娘さんに良い事が起きます様に

お母様の介護をされている娘さんからの質問です。「寝たきりになる前に、バリアーフリーにするために、家の改装をしたいのです。玄関とお風呂とトイレを中心に車椅子が通れるようにしたいのです。」「水周りをいじるので高額になりそうです。家を改装した時…

相続税が戻ってきた。そんな事があるのですか?

今日は信用金庫さんで相続関係のセミナーの講師に呼んでいただきました。そこでの質問です。「税理士によって土地の評価が違い相続税が違うと言う事はあるのですか?」「ある場合もあります。」http://www.fpstation.co.jp/souzoku/souzoku-past/1_69.html実…

納めすぎの相続税が早く返るかもしれません

相続税を納め過ぎた場合税金が戻ります。お知り合いの方からの紹介で相続税の申告書を見せていただき、土地の評価が甘い事に気づきますと、更正の請求と言う手続きを取ります。実績を掲載してますので参考はこちらからhttp://www.fpstation.co.jp/souzoku/so…

相続時精算課税制度の真の利用はこれから

相続時精算課税制度が導入されたのは2003年からです。最初の2004年3月の贈与申告結果が2004年8月31日に公表されました。http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/sinkoku01.htm 注目は65才から74才の親から30才から39才の子供に贈与したのが一番多かった…

相続時精算課税制度の利用者は多かった模様です。

相続時精算課税制度が導入されたのは2003年からです。最初の2004年3月の贈与申告結果が2004年8月31日に公表されました。http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/sinkoku01.htm もらった方は78,254人。一人当たりの平均贈与金額は14,851千円です。相続税…

相続にもセカンドオピニオンを聞く人が増えています

相続が発生しますと、今までの所得税の顧問をされていた先生に頼まず、相続専門の税理士に頼む人が増えています。それは何故でしょうか?相続税の申告の品質は土地の評価で決まることが多いのです。合法的に出来るだけ土地の評価を下げられるかどうかが専門…

自社株の相続の賢い仕方

「土地の相続は売れるからまだいいです。」と言われたのはある社長さんです。「自社株はいけません。売れませんから…。売れないのに評価が高いと事業承継が大変です。」その意味は良い会社はつぶれない会社であります。つぶれない会社は自己資本比率が40%以…

事業承継の実務を教えていただきました。

ある社長さんから教えていただきました。意思決定の時、必ず亡くなった先代の社長さんの写真の前に立ち、表情を見るそうです。笑って見えたらGO。怒って見えたら否決。同じ写真なのに見え方が違うそうです。自分を無にする瞬間だそうです。お父さまである…

土地のプロからの視点で相続のお手伝い

相続をお手伝いしていて、今日は納税の相談です。土地の評価はあくまで相続税の計算上の評価です。評価は2億円であっても、実際に売るとしたら1.5億円のものもあれば、売れば2.2億円のものもあります。納め方には土地処分も入りますので、いつも我が社の不動…

遺言の書き方:銀行預金編

相続税の相談をしていた時です。遺言の書き方の話題になりました。「A銀行残高は長女へ。B銀行残高は長男へ。」と書いてある遺言が出てきました。遺言を書いた日の後、しばらくして大きな金額がB銀行からA銀行へ移動していました。相続が発生してB銀行…

もめない対策は遺言というけれど…

もめない対策には遺言が有益だと言われています。しかし相続・相続税のお手伝いをしていて、遺言を書いている方は少ないようです。私どもの相続の統計分析では遺言のある率は12%です。http://www.fpstation.co.jp/souzoku/souzoku-case/1_12.htmlなぜ少ない…

遺言に入れたい3つのポイント

相続・相続税の専門家として、遺言のお手伝いをしてます。遺言に是非とも入れたいことは次の3つです。これはいずれも実務家からのアドバイスで本に書いていることではありません。 1.相続人全員に声をかけて下さい。文章が長いほど嬉しいものです。 2.配偶者…

提案からお手伝いの終了まで。

相続・相続税の申告の提案をさせていただきます。その時、お客様が疑問に思うことは、次の3つが多いようです。 1.この人は私にとってどんな事をしてくれるの? 2.この人の仕事は他の人に比べ私にとって有益なの? 3.幾らかかるの?それは高いの?安いの? そ…

税理士の先生から相続を頼まれました。

親しい税理士の先生との会話です。「顧問先に相続が発生した時に、業務内容と報酬の提案をしたいと思うがどうしたら良いですか?」と聞かれました。「提案書が良いと思います。財産を概算で掴み、相続税の概算を出し、業務内容を書き、報酬の見積もりをする…

相続税のことは税理士へご依頼下さい

お客様からの質問です。「ホームページを見ていると、相続税の仕事をNPO法人、信託銀行、FPの人が提供するように、見えますが法律上問題ないのですか?」。とてもごもっともな御質問です。「相続税の申告書は税務書類の作成であり、税理士しか出来ない…

遺産分割は話し合い方から始まる

相続税の申告を依頼された方からのご質問です。「相続の遺産分割のはじめの一歩は何か?」それは長年の経験から見れば話し合い方を決めるところから始まります。すなわち当事者同士で話し合うか?直接話すより第3者の専門家に話すか?等の方法論を決めること…

リーダーがいるので遺産分割は終了する

相続のお手伝いは相続税のお手伝いだけではありません。 相続の遺産分割協議でどんな人が多いですか?と聞かれました。 (1)自分のことだけを主張する人 (2)自分のことは主張しない人 (3)全体の事を考え自分の事を主張する人 (4)全体の事を考え自…

日本女性寿命19年連続世界一の秘密

19年連続世界一の日本の女性の平均寿命はどこから来るのでしょうか? (1)平和憲法のお陰のようです。 (2)次に医療の発達ということが言えると思います。 (3)さらに日本の食事がコレステロールが多い欧米に比べ好ましいようです。 (4)さらに畑を…

世界に誇れる方からの相談

2004年7月厚生労働省が発表された簡易生命表で、日本の2003年の平均寿命は、女性85.33歳で、男性は78.36歳でした。http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life03/life-1.html 女性は19年連続世界一でした。今、日本の誇れることの一つは女性の寿命で…

相続税の納税準備は預金を主流に

相続対策の相談で、納税準備の金融商品は、預金が良いか?不動産が良いか?保険が良いか?証券が良いか?の質問を良く受けます。将来の相続税を払う原資をどんな形で確保するかの相談です。最近はその中で不動産投資ファンドや不動産投資信託が話題にされる…

土地の利回りを見て変化を感じます

相続の専門家として仕事を多く経験しますと、土地の専門家になってきます。土地の評価には当然専門知識が必要です。さらに相続税をどのように払うかと言う場面でも、物納と売却による現金納付の選択時にも必要です。税法も土地が一番複雑です。土地建物取引…

ご主人は天国できっと喜んでいるよ。

相続のお手伝いをしていて、遺された方で寂しいのは奥様です。そして奥様と同様に寂しそうに見えるのはワンちゃんです。お元気であった時は、御主人お出かけの際には、必ず郵便ポストの上でご主人の帰るまで待っていました。先日相続税の申告の打ち合わせで…

毎日相続のヒントが発信できたらと思っています

この相続応援日記のデザインを新しくしました。如何でしょうか?見やすくなれば幸いです。私の周りでブログを書く人が多くなってきました。相続税の実務で起きた事を書いていますと、頭の整理になります。記録が出来ます。さらにお客様を何かヒントを差し上…

2005年の税制改正の動きが気になります

2005年の税制改正が話題になったきました。連日新聞に改正項目の検討をしているという記事が載ります。増税は財務省が担当です。今年はゴルフ会員権の譲渡損が他の所得と通算されなくなるのでは?という憶測が出ています。http://www.fpstation.co.jp/sogo/g…

相続で譲った人にツキがくる

プロゴルファー志望の長男さんのためにお父さんはゴルフ練習場を作りました。息子さんのゴルファーとして晴れ姿を見ずに亡くなってしまいました。相続税の申告をお手伝いしました。残念ながら兄弟のいさかいが発生しました。長男さんは私が見ていても随分譲…

その一言から相続を専門としました

相続・相続税の申告を専門にお手伝いするようになったきっかけは、父である税理士天野克己の一言でした。「税理士はお客様が亡くなると休日をつぶしてまでお手伝いしなければならない。なぜならば自分に変わってお手伝いしてくれる税理士がいないからだ。お…

イチローもすごいがこの方もすごい

相続・相続税の申告をお手伝いした後は残念ながらお一人で過ごすことになる方がいらっしゃいます。配偶者を亡くされて、男性で80歳を過ぎて、きちんと生活をされている方を拝見すると、こちらも背筋が伸びます。お子さんが近所に住んでいられて、いつでも同…

お客様を応援しているようで応援を受けているようです

P&P倶楽部(ピーアンドピークラブと読みます)は相続・相続税の申告をお手伝いしたお客様の集う会合であります。中にはその昔相続をお手伝いして、最近はお目にかかって居ない方もいらっしゃいます。お世話になったお客様にこれから出来ることは何かを打…