相続時精算課税制度の利用者は多かった模様です。

相続時精算課税制度が導入されたのは2003年からです。最初の2004年3月の贈与申告結果が2004年8月31日に公表されました。http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/sinkoku01.htm
もらった方は78,254人。一人当たりの平均贈与金額は14,851千円です。相続税のプロとしての感覚で言えば、たくさんの方が最初の年から利用されたと思います。この制度を使うと25,000千円までの贈与は贈与税がかかりませんが、贈与税がかからない贈与の方が90%を占めています。