2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

聞いて見ると良さそうだが実は…というものも多いようです。

フランスにピアジェ制度と言うのがあります。年を重ねた方が持ち家を今後の生活資金を得るために売却します。その代金を年金でもらいます。ただし死ぬまではそのまま住めるという制度です。最後まで自宅に住めるという利点があります。興味があって1999年に…

人生は妙味津々ということばがあるそうです

「人生は妙味津々(みょうみしんしん)」と修身教授録(致知出版社。森信三著。P460)にあります。「妙味」とは、すぐれたおもむき・あじわいのことを言うそうです。「津々」とはあふれでて尽きない様を言います。森先生は自分の我に引っかかっていると苦しみ…

人生が長くないことに気づくと…

人間は誰しも何時かは死にます。ところがそれを明確に意識することは難しいようです。 期限を切られたら、さて後は何をしようかと真剣に考えます。ところが期限は分かりません。両親の葬儀の時にはふと感じます。されど30年先だと思う方が多いようです。 「…

「続けるもの」と「変えていくもの」の統合

「古きよき時代の根岸を、いまに語り継ぎたく、伝統の技法に、近代的な味覚を加味して、数々の和菓子をお届けしてます。」とは私が大好きな根岸の里こごめ大福を作っている竹隆庵岡埜さんの店主敬白の文言です。語り継ぐものと変えていくもの。このどちらも…

資産の介護は新しい仕組みが必要です。

息子さんが大阪におり、お母様が東京で御一人で御住まいの方の相談にのりました。今は御一人で生活できますが、今後は身体介護が必要になります。ケアマネージャーさんにお願いする予定です。将来、資産の介護は天野に頼むと言われました。喜んでお引き受け…

お客様に更に近づくという願いを込めてNO.2

相続の御相談にのる場所はお客様の御自宅か私どもの事務所が多いようです。外で待ちあわせて、喫茶店ということも考えられますが、どなたが聞いているとも限りませんし、隣りの方に聞こえるとなると話しにくいことになります。最近は事務所を利用されるお客…

見えるものと見えないものの役割分担と融合

4月23日午前中は私のパソコンの処理速度が極端に遅くなり事実上使用不能になりました。これはパソコンのトラブルと思い、日中出かけて、帰ってから、デルのサポートサービスに頼もうと思っていました。今日の朝刊で、実はウィルスバスターの更新用ファイルが…

商業施設の中のたった1軒の民家を見ると…

道路沿いはすべて商業施設になっているところで、ポツンと民家が一軒あることがあります。そのような民家を見る度に、あるお客様を思い出します。「周りが変わっても、収益性が合っても、私の目の黒いうちはこの土地は手放さない。有効利用もさせない。理由…

おもわず食事が喉を通らなくなりました。

食事をしていた時、隣りで食事をされていた4人の主婦の会話が耳に入って来ました。「相続の前に預金を下ろしておけば相続税はかからないから…」「え!そうなの?じゃあ早く引き落とさなくては…」「え!知らなかったの?」「他の人にも伝えなくては…」残念な…

預金は思ったより多いのか?少ないのか?気になります。

「預金がもっとあるはずだと思いました。兄が使ったのかしら…」とは長女の方の感想。「兄が頑張って良くここまで遺してくれたと思います。」とは次女の方の感想。同じ預金の残高を見ての感想です。相続後のお父様の預金が果たして少ないのか?多いのか?他の…

名義預金とは?ある場合はどうする?

名義預金等とは形式的には配偶者や子などの名前で預金しているが、収入等から考えれば、実質的には被相続人のもので、それら親族に名義を借りているのに過ぎない預金をいいます。名義は被相続人のものでなくても、実質的に被相続人に係る預貯金と認められる…

笑顔に何度も助けられました。

「あなたの笑顔に何度助けられたろう。ありがとう。ありがとう。」というのはKIROROが歌うBEST FRIENDの歌詞です。この歌(NHKドラマ「ちゅらさん」の主題歌)を思い出すシーンがありました。遺産分割で互いの主張が始まりそうになると、お母様がなんとも言…

御兄弟の調整のために第3者を入れる

相続の専門家の方がおられました。もちろん土地の評価も詳しく、税金も詳しいです。その方のお父様の御相続のお手伝いをさせていただきました。「御兄弟の関係で自分が相続の手続きをやる訳には行かない。」と言われました。お気持ち分かります。正しいこと…

悪条件はチャンスなのかもしれません

今回の実感・体感ツアーに参加していただいたお客様、ノアインドアステージ(株)さんの大西雅之さん,小林好人さんから教えていただきました。テニススクールのインストラクターのコツで、「育てる」は英文字で「SODATERU」と書き「S」をとることだと言われ…

愚痴よりも謝ることが。遺産分割の進め方。

バグジーの久保社長さんは店長が相次ぎ退職したとき、竹内日祥上人の講演を聴き、「嘘でもいいから社員に謝れ」と言う言葉に素直に従ったそうです。やめた方の悪口を止め、自分の反省の言葉を述べました。ごめんなさい。その瞬間から、会社が明るく、方向性…

好条件はハンディだそうです。人間性を磨くチャンスがないから。

外には湧き水。そば畑には可憐なそばの花。わさび栽培畑。石臼手挽きそば。水は良くて、そば粉は自前で、わさびも作ります。品切れ次第終了のお店。農家を改造したゆったりしたお店で 森林浴をしながらさわやかな空気を胸一杯吸いながら食べさせていただくお…

あの世に持っていけるものは?

今日は「利より信の経営を目指す、思いと実践の現場体験の旅」の第1日目で熊本県南小国町の陶芸家北川八郎さんを訪ねます。「あの世に持っていけるものは、人に与えた喜びと悲しみだけだ。」と言われます。「人に投げたものは還ってくる。怒りを投げてはいけ…

私の本がこんなに良いところに。感謝です。

昨日の午前中は、仕事で大阪のOAP PLAZA(大阪のビジネスシンボルタワーで隣が帝国ホテルさんです。)さんにお邪魔をしました。 帰りに書籍を買おうと思って2階の西日本書店さんに入りました。するとなんと驚くことに私の本(収入に合わせてお金がグン…

素敵な思いが周りの方に残っていると…

葬儀社の方に教えて頂きました。葬儀の連絡が来た時は、弔電、供花、香典をどう組み合わせるかを、お付き合いの度合いによって決める方が一般的だそうです。香典となると葬儀に参加して届けるのが多いようです。昔と違って今は、参加しようとする方が少し減…

葬儀の後に、ねぎらいの言葉があると、周りは暖かくなるようです。

葬儀が終了した後は、ねぎらいの言葉があると、周りは暖かくなるようです。同居してきた方にねぎらいの言葉を。介護には経験者しか分からないご苦労があるようです。事業を引き継いできた方にもねぎらいを。ご一緒に事業をされてきた方しかわからないご苦労…

葬儀の後の手続は主に4つです。

葬儀の後の手続についての質問を多くいただきます。保険金の受取手続、年金の受取り手続、名義変更の手続、税務署からのお尋ねの手続等があります。前者2つの項目は、ご本人がおやりになることが多いようです。後者2つの手続は、会計事務所でお手伝いするこ…

何かご心配なことありますか?

「何かご心配なことはありますか?」とお客様に声をかけているスタッフの横で、心の中で「その一言はいいぞ!」と思いました。相続が発生されますと、当事者の相続人の皆様は、心は心配と不安で満たされます。そんなときは、理論説明業ではなく、ご心配解決…

分割協議の終了は相(すがた)を続ける出発式のようです。

分割協議が終了し、相続人が全員が集まっています。実印を遺産分割協議書に押していただきます。それまでいろいろな意見が飛び交ったものですから、全員がほっとした気分になられたようでした。実印を押していただいて終了した時、相続人全員でお焼香をしな…

年表からわかる相(すがた)の続け方

お客様のところにお邪魔した際、経歴書を見せていただきました。西暦と年号とお父様の年齢を入れた年表を見てますと、お子様として自分の年齢の時、お父様は何をしていたかが分かります。戦争がありました。食糧難がありました。復興していく日本がありまし…

自分でするか任せるかの選択は?

「相続税の申告は税理士に頼むか自分でするか?どう考えたらいいでしょうか?我が家は小規模ですし…」とてもざっくばらんな御質問をいただきました。「一度税務署に行ってみられるのも良いかもしれません。」とお答えしました。土地の評価の大変さと専門家に…

葬儀の時の会計係の方へのアドバイス

葬儀の時の会計係は気を使います。警察の方に聞きますと、葬儀中が一番危ないそうです。「親戚の方は近所の方だと思いますし、近所の方は親戚の方だと思います。泥棒はとても入りやすく、会計係りの油断をねらいます。一人がおとりで会計係の気を引き、もう…

どこかで誰かが見てくれていると思うと…

ある方の御相続をお手伝いをさせていただきます。本家を守る御長男さんに喜ばれました。分割協議の運び方が丁寧だっと言われました。有り難い事です。ご長女さんは嫁がれています。ほどなくその嫁ぎ先のお父様が亡くなられました。声をかけてくれました。「…

お見舞は訪問よりもお手紙でと医師に教わりました。

相続のお客様のところに行きましたら、奥様が入院されていました。心労でお疲れになられたようです。ご主人が全部仕切っていたため、「何から手をつけていいやら…」と考えているうちに低血圧でふらふらされたそうです。相続直後は神経が疲れています。少し入…

ストレスを少しでも和らげられれば

相続発生後のストレスについてよくお客様に教えていただきます。看病疲れ、生活の変化、兄弟間のあつれき、相続税の支払いの資金繰り、未知との遭遇、慣れないことへの不安、手続の大変さ、親戚つきあい、等々あるようです。一生に1度か2度の体験だけに、苦…

桜の季節がやってきました。

桜の季節がやってきました。「あと何回桜がみれるかなあ…」と言われていたお客様を思い出します。「病院の窓から今年も見れてよかったなあ…」と言われた方を思い出します。桜が咲くと入学式・卒業式を思い出すという時代は子供に譲り、両親や御年配の方の桜…