2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

国税庁がタックスヘイブン所在事業体の情報を入手。その3

国税庁がタックスヘイブン所在事業体の情報を入手したことを公表しました。 目的は「国際的な課税逃れや、来年(平成26年)から提出が必要となる国外財産調書の提出義務者等の把握」です。国外財産調書の提出義務は平成24年度税制改正により創設されました。…

国税庁がタックスヘイブン所在事業体の情報を入手。その2

国税庁がタックスヘイブン所在事業体の情報を入手したことを公表しました。 目的は「国際的な課税逃れや、来年(平成26年)から提出が必要となる国外財産調書の提出義務者等の把握」です。相続税における海外資産関連事案の税務調査は次のように推移していま…

国税庁がタックスヘイブン所在事業体の情報を入手。その1

国税庁より、以下の事実がホームページに公表されました。「国税庁は、平成25年5月、オーストラリア国税庁から、同庁が入手したオフショア(いわゆるタックスヘイブン国・地域等)に所在する事業体(法人・信託等)に関する大量の情報のうち、我が国の納税者…

国境から消える税金。その3

先日、NHKの『クローズアップ現代』で国際的な租税回避が取り上げられていました。 大企業が、法人税率の低い軽課国(タックスヘイブン)に着目した租税回避を行うという事がクローズアップされていました。 タックスヘイブンを利用して税負担を安くする方法…

国境から消える税金。その2

先日、NHKの『クローズアップ現代』で国際的な租税回避が取り上げられていました。 大企業が、法人税率の低い軽課国(タックスヘイブン)に着目した租税回避を行うという事がクローズアップされていました。 日本の法人税率よりもはるかに低い税率、中には全…

国境から消える税金。その1

先日、NHKの『クローズアップ現代』で国際的な租税回避が取り上げられていました。 大企業が、法人税率の低い軽課国(タックスヘイブン)に着目した租税回避を行うという事がクローズアップされていました。 租税回避とは、通常行われない取引を用いて税負担…

消費税の素朴な疑問。その3

不動産オーナーは、更に続けて質問をされました。 じゃあ、契約書上は、住宅の貸付として貸し出しているものを、借主が勝手に事務所用として利用していたら、貸主は消費税を貰っていないのに国に消費税を納めなくてはいけないのか?正解は、住宅の貸付である…

消費税の素朴な疑問。その2

不動産オーナーは、続いてこんな質問をされました。 じゃあ、2年ごとに自動継続されるものは、自動継続期間も含めて、5%のままで良いのか?正解は、自動継続の場合には、解約申出期限が定められています。 解約申出期限が過ぎた日に契約(更新)があった…

消費税の素朴な疑問。その1

先日、確定申告をお手伝いしている不動産オーナーからこんな質問がありました。 平成26年4月から8%に消費税が上がると聞いているが、4月において5%で契約中の店舗収入に係る消費税は、どうなるの?と気にされていました。 正解は、いつ契約をしたか…

小規模宅地の評価減、改正政令発表。その3

平成25年5月31日、平成25年度税制改正に伴う改正政令が公布されました。老人ホームについて、小規模宅地の評価減の対象となる「居住の用に供することができない事由として政令で定める事由」が次のように決まりました。1.要介護認定又は要支援認定を受けてい…

小規模宅地の評価減、改正政令発表。その2

平成25年5月31日、平成25年度税制改正に伴う改正政令が公布されました。二世帯住宅について、小規模宅地の評価減の対象となる「政令で定める部分」が次のように決まりました。1.被相続人の居住の用に供されていた一棟の建物が区分建物である場合 被相続人の…

小規模宅地の評価減、改正政令発表。その1

平成25年5月31日、平成25年度税制改正に伴う改正政令が公布されました。3月30日に改正政令が公布されていましたが、小規模宅地の評価減などについては盛り込まれていませんでした、 今回の第2弾の改正政令の発表により詳細が明らかになりました。二世帯住宅…

レガシィDVDのご案内。その3

今回は、レガシィが発売するセミナーDVDのご案内をいたします。 二つ目は、『元調査審理課職員はこう考える! 10事例に見る貸倒計上時期のタイミング』です。 実に実務で悩ましいのがこの「貸倒」。顧問先の社長からは、「ここはもう回収できないから、貸倒で…

レガシィDVDのご案内。その2

今回は、レガシィが発売するセミナーDVDのご案内をいたします。 一つ目は『元国税職員が話す相続税税務調査対応 60分で分かる基礎から応用実務』です。 平成25年度税制改正により注目が集まっている相続。これから本格的に相続税の申告実務も行おうと考えて…

レガシィDVDのご案内。その1

今回は、レガシィが発売するセミナーDVDのご案内をいたします。 6月の特集は「講師が元国税の先生」の商品を集めました。 税務調査や申告書の事例を誰より見てきた先生方です。その経験から税理士先生が理解しにくいところを知っていらっしゃり、税理士の視…

『日経 相続・事業承継フェア2013』その3

6月29日(土)は慶應義塾大学教授の竹中平蔵さんが基調講演「これからの税制と経済」で登壇します。竹中さんは私と同い年。最近はダボス会議の最新情報と規制緩和で経済成長をという持論で絶好調です。私は「30年の相続専門経験でわかる相続のコツ」というタ…

『日経 相続・事業承継フェア2013』その2

6月28日(金)は東京大学大学院経済研究科教授の伊藤元重さんが「日本経済の動きをどうみるか」というテーマで基調講演があります。伊藤先生のわかりやすさと深さは誰もが認めるところであり、今の日本経済と相続の関係が明らかになります。私は「30年の相続…

『日経 相続・事業承継フェア2013』その1

2013年6月28日(金)、29日(土)9:30〜17:00、 『日経 相続・事業承継フェア2013』が開催されます。会場:ベルサール八重洲 東京都中央区八重洲1-3-7八重洲ファースト フィナンシャルビル2F私は相続専門の税理士法人レガシィとして、 両日に渡ってセミナ…

外れ馬券 経費と認める判断。その3

5月23日、競馬ファンが注目していた裁判の判決がありました。事実関係を整理すると、元会社員は、2007年から2009年、インターネットで28億7,000万円の馬券を購入し、払戻金30億1,000万円を得ていました。 これを差引すると利益は1億4千万円。 当然この中…

外れ馬券 経費と認める判断。その2

5月23日、競馬ファンが注目していた裁判の判決がありました。大阪市在住の元会社員は、2004年から100万円を元手に馬券を買い始めました。個々のレースを予想し、結果に一喜一憂をするのではなく、市販の予想ソフトを改良し、各レースで高いリターンの期待…