2013-01-01から1年間の記事一覧

2013年三大ニュース

2013年も残り5日となりました。 2013年は相続税にとって転機の年となりました。 第一は、相続税増税法案決定です。 平成27年1月より相続税の基礎控除の縮減が行われるなどの相続税の増税法案が、今年3月に可決されました。 第二は、東京オリンピック開催決定…

平成26年度税制改正大綱発表 その3

12日に自民党より平成26年度税制改正大綱が発表されました。 今日は、資産家の方に影響のありそうな項目の最終回。テーマは、「消費税簡易課税制度のみなし仕入率の見直し」です。消費税で簡易課税制度を選択している不動産業(※)の方は、みなし仕入率が従…

平成26年度税制改正大綱発表 その2

12日に自民党より平成26年度税制改正大綱が発表されました。 昨日に引続き、資産家の方に影響のありそうな項目をピックアップして、その概要を見てみましょう。今日のテーマは、「生活に通常必要でない資産の範囲」の変更です。譲渡損失の他の所得との損益通…

平成26年度税制改正大綱発表 その1

12日に自民党より平成26年度税制改正大綱が発表されました。 来年度の税制改正は二段構えとなっており、今回は本陣となります。今日から3回にわたり、資産家の方に影響のありそうな項目をピックアップして、その概要を見てみましょう。今日見ていくのは「相…

「早わかり相続税マップ」を発刊しました。その3

ついに税理士法人レガシィの路線価プロジェクトが監修しました、日経ムック本が完成しました。 基礎的な解説については、執筆陣が相続に慣れている方が担当し、わかりやすくなっています。 デザインも専門の方がものすごく工夫をし、見やすくされています。…

「早わかり相続税マップ」を発刊しました。その2

この本では3つのモデル別にマップを作ります。 一軒家モデル。土地面積158㎡(48坪。1軒分) 地主モデル。 土地面積1015㎡(308坪、1反。6軒分) 大地主モデル。土地面積4931㎡(1495坪。31軒分) です。路線価を6つの区分にしました…

「早わかり相続税マップ」を発刊しました。その1

日本経済新聞出版社 教育事業部の編集者堀口 勝匡さんから、次のような依頼を頂いたのは路線価の発表があった2013年7月1日のすぐ後でした。「日経ムック よくわかる相続 主要路線・エリア別 早わかり相続税マップ」 エリア別に路線価が一目瞭然でわか…

レガシィ実務ツールマニュアルのご案内。その3

今回は、レガシィが発売する実務ツールマニュアルのご案内をいたします。 12月の特集は「年末大感謝祭2013」です。 期間中は対象商品を定価の15%OFFで販売させていただきます。年に一度のこの機会をお見逃し無いようお願いいたします! お勧めの商品は…

レガシィ実務ツールマニュアルのご案内。その2

今回は、レガシィが発売する実務ツールマニュアルのご案内をいたします。 12月の特集は「年末大感謝祭2013」です。 期間中は対象商品を定価の15%OFFで販売させていただきます。年に一度のこの機会をお見逃し無いようお願いいたします! お勧めの商品は…

レガシィ実務ツールマニュアルのご案内。その1

今回は、レガシィが発売する実務ツールマニュアルのご案内をいたします。 12月の特集は「年末大感謝祭2013」です。 平成25年もあとわずかになりました。今年1年のご愛顧に感謝を込めてレガシィでは、「実務ツールマニュアル 年末大感謝祭!」を開催します。…

産業競争力強化法が成立 その3

アベノミクス「第3の矢」である成長戦略を具体化するための産業競争力強化法が4日の参院本会議で可決、成立しました。 今日は「規制改革推進のための新たな制度」を検証してみましょう。強化法概要2 分野横断的措置として、規制改革推進のための新たな制…

産業競争力強化法が成立 その2

アベノミクス「第3の矢」である成長戦略を具体化するための産業競争力強化法が4日の参院本会議で可決、成立しました。 今日は「実行体制を確立するための流れ」を検証してみましょう。強化法概要1 日本再興戦略の実行を図るため、「集中実施期間」(5年…

産業競争力強化法が成立 その1

アベノミクス「第3の矢」である成長戦略を具体化するための産業競争力強化法が4日の参院本会議で可決、成立しました。 この法律は10月にすでに発表されている「民間投資活性化のための税制改正大綱」と密接に関係している法律ですので、今回はその内容を少…

相続税の調査の状況、発表。その3

平成25年11月、国税庁より相続税の税務調査の状況が発表されました。申告漏れの総額が3,347億円(対前年度比16%減)と、1985年度(2,992億円)以来の低水準でした。 また、申告漏れ件数も9,959件(対前年度比11%減)と、過去10年で最少でした。 さらに、調…

相続税の調査の状況、発表。その2

平成25年11月、国税庁より相続税の税務調査の状況が発表されました。【申告漏れ課税価格、追徴税額】 申告漏れがあった課税価格は1件あたり2,741万円(前回2,896万円)でした。 また、追徴税額は1件あたり500万円(前回549万円)と、いずれも前回とほぼ同…

相続税の調査の状況、発表。その1

平成25年11月、国税庁より平成24年7月から平成25年6月までの間に実施された相続税の税務調査の状況が発表されました。 今回発表となった事案は、平成22年中及び平成23年中に発生した相続が中心となっています。 調査は、申告額が過少であると想定されるもの…

「利害を超えて。オールJAPANの発想で。」その3

業界を代表する方たちが出席する会議です。 これもなかなか決まらない会議でした。 ところがです。 「意見は他によろしいでしょうか? さて皆さんもご承知のように経済界で2013年の最大の出来事は 東京オリンピックの誘致が決まったことです。 未来ある青年…

「利害を超えて。オールJAPANの発想で。」その2

「利害を超えて。オールJAPANの発想で。」その2今まで議論はするがなかなか決まらい会議がありました。 「また決まらないかな?」と思って11月に参加しました。「意見はわかりました。 このプロジェクトに参加している皆さんの立場はよくわかりました…

「利害を超えて。オールJAPANの発想で。」その1

知り合いの経済雑誌の記者の方からの質問です。 「2014年をどう見ますか? 注目すべきキーワードは? 簡潔なフレーズでお願いします。」そこでこのキーワードが思い浮かびました。 「利害を超えて。オールJAPANの発想で。」私たちのオフィスは経団連さ…

レガシィDVDのご案内。その3

今回は、レガシィが発売するDVDのご案内をいたします。 11月の特集は「大増税! 消費税特集」です。 お勧めの商品3つ目は、『これはOKですか?と聞かれた時、役立つ 消費税転嫁対策Q&A』です。 消費税が確実に最終納税者である事業者まで転嫁されるように定…

レガシィDVDのご案内。その2

今回は、レガシィが発売するDVDのご案内をいたします。 11月の特集は「大増税! 消費税特集」です。 お勧めの商品2つ目は、『消費税増税はピンチでなくチャンス! 経営者が今だからできること』です。 消費税増税は経営者にとって、ただのピンチではありませ…

レガシィDVDのご案内。その1

今回は、レガシィが発売するDVDのご案内をいたします。 11月の特集は「大増税! 消費税特集」です。 消費税増税が決定し、来春4月の消費税8%への増税まで残り5か月となりました。 5%と8%では、何につけてもインパクトが違います。税務実務も合わせてしっ…

税制調査会で第1回マイナンバーDG会議開催 その3

今月8日、税制調査会で第1回マイナンバー・税務執行DG会議が開催されました。「番号制度」を税制面で利用されると、納税者はどうなるのでしょうか。 国税庁では現時点で次のような事を想定しているようです。1.課税庁は、法定調書の名寄せや納税申告書との…

税制調査会で第1回マイナンバーDG会議開催 その2

今月8日、税制調査会で第1回マイナンバー・税務執行DG会議が開催されました。 今回は、法律施行後1年を目処に設置されるマイ・ポータル(情報提供等記録開示システム)を見てみます。4つのマイ・ポータル機能のイメージ 1.情報提供等記録開示 自分の特定…

税制調査会で第1回マイナンバーDG会議開催 その1

今月8日、税制調査会で第1回マイナンバー・税務執行DG会議が開催されました。社会保障・税番号制度の概要 (1)番号の指定・通知 ●個人番号 市町村長が、個人に住民票コードを変換して得られる個人番号を指定して通知。 (※)番号法の規定によるものを除き…

レガシィDVDのご案内。

今回は、レガシィが発売するDVDのご案内をいたします。 お勧めの商品は、『相続セミナー開催キット 平成25年度版』です。平成25年度税制改正法案が成立し、平成27年から相続税の増税が決定しました。 新聞や週刊誌でも相続対策は大きく取り上げられ、今まさ…

少額減価償却資産の特例の延長。

政府は今月10日、「民間投資活性化等のための税制改正大綱」を発表しました。 そのうちの一つに少額減価償却資産の特例の延長があります。 現在、資産の取得価額が10万円未満であれば全額即時に損金算入、20万円未満は3年間で均等償却することができるとい…

「親子でつくるエンディングノート」。その3

私共の専務取締役天野紹子が (1)このコンテンツ内容、 (2)お子さん達が書きやすくするための工夫 (3)親に話を聞くための手引き(分冊にできる) 等 を担当しました。 コンサルティングの経験、 自分の体験、 取材を通して、 親の立場にこだわりまし…

「親子でつくるエンディングノート」。その2

「親御さんが相続対策を実施した成功事例」の背景を取材すると一つの事実が浮かび上がって来ました。 それは50歳代のお子さんの「聞ける化」でした。 聞き上手のお子さんが共通項だったのです。 この「聞ける化」を支援するツールがあれば親子ともども幸せ…

「親子でつくるエンディングノート」。その1

相続2015年問題の一つに親子の温度差があります。 80歳代のご両親と50歳代のお子さんの相続対策に対する温度差です。 一般的には 相続対策に関心の薄いご両親。 相続対策に関心のあるお子さん。 意思決定するのはご両親で動くのがお子さんです。 共…