相続税の調査の状況、発表。その3

平成25年11月、国税庁より相続税の税務調査の状況が発表されました。

申告漏れの総額が3,347億円(対前年度比16%減)と、1985年度(2,992億円)以来の低水準でした。
また、申告漏れ件数も9,959件(対前年度比11%減)と、過去10年で最少でした。
さらに、調査件数も過去10年で最少の1万2,210件(対前年度比11%減)でした。

これは調査の手続きを定めた国税通則法が改正され、事務作業が増えたことが一因とみられます。

全く税務申告しない「無申告」は866件(対前年度比7%減)で、総額は1,088億円(対前年度比10%減)であり、海外資産の申告漏れは113件(対前年度比2%増)で、総額は26億円(対前年度比63%減)と大幅に落ち込みました。

税務当局は、今後、税務調査ではない自主修正を促す手法を利用してくることも想定されます。


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:税理士法人レガシィ 廣田勝彦 2767
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)
相続準備の応援メールマガジン「知って得する相続豆知識」はこちららから:ホームページ「あなたの相続お悩み解決サイト」はこちらから
相続のメール無料相談はこちらから