2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

相続税・所得税、増税の行方。その2

国会に提出されていました社会保障と税の一体改革関連法案について、6月15日の夜、民主党、自民党、公明党の3党は修正協議について合意しました。合意を受けて修正された法案は、平成27年1月1日以降から施行される予定の相続税、所得税に関する条項はすべて…

相続税・所得税、増税の行方。その1

国会に提出されていました社会保障と税の一体改革関連法案について、6月15日の夜、民主党、自民党、公明党の3党は修正協議について合意しました。社会保障と税の一体改革関連法案には消費税の税率UPだけでなはく、相続税の増税(基礎控除の引き下げ、最高税…

レガシィDVDのご案内。その3

今回は、レガシィが発売するセミナーDVDのご案内をいたします。 6月の特集は、「贈与」です。最近の厳しい就職事情もあり、都会に出ていた子供が実家に戻り、家業を継ぐケースが増えてきています。そのため顧問先の事業承継を進めていくことになったという…

レガシィDVDのご案内。その2

今回は、レガシィが発売するセミナーDVDのご案内をいたします。 6月の特集は、「贈与」です。相続対策では、生前贈与を活用した対策が最も多く利用されていると思われます。相続発生までの時間が長ければその時間を上手に活用して生前贈与を繰り返せば相続…

レガシィDVDのご案内。その1

今回は、レガシィが発売するセミナーDVDのご案内をいたします。 6月の特集は、「贈与」です。現在注目されている「相続分野」ですが、特に「贈与」というものに着目されている先生方が非常に多いようです。 もともとポピュラーな相続税対策ではある「贈与」…

社会保障と税の一体改革関連法案の合意に向けて。その3

一体改革の中で税制以外の社会保障分野については、パートなど非正社員が厚生年金に入りやすくする改革について、加入要件を「従業員数501人以上の企業に1年以上勤め、週の労働時間が20時間(現行30時間)以上働き、年収が105.6万円以上(月収…

社会保障と税の一体改革関連法案の合意に向けて。その2

民主、自民、公明3党が社会保障と税の一体改革関連法案をめぐる修正法案で合意しましたが、消費税率以外の高額所得者や資産家に影響のある所得税と相続税の増税案についてご紹介します。 一体改革では、所得税の最高税率を現行の40%から2015年1月か…

社会保障と税の一体改革関連法案の合意に向けて。その1

民主、自民、公明3党は6月15日に、消費税増税を含めた社会保障と税の一体改革関連法案をめぐる修正で合意しました。 現行5%の消費税率を2014年4月に8%、15年に10%に引き上げる法案は成立に向けて大きく前進したことになります。 野田首相…

平成23年分の贈与税の確定申告状況、発表。その3

平成23年分の贈与税の確定申告状況が国税庁より発表されました。相続時精算課税の申告人員・納税人員・申告納税額は次のようにいずれも減少しています。(1)相続時精算課税を適用した申告人員 平成23年分・・・4万9千人 平成22年分・・・5万人 前年から1.9%…

平成23年分の贈与税の確定申告状況、発表。その2

平成23年分の贈与税の確定申告状況が国税庁より発表されました。暦年課税の申告人員・納税人員・申告納税額は次のようにいずれも増加しています。(1)暦年課税を適用した申告人員 平成23年分・・・37万9千人 平成22年分・・・34万5千人 前年から9.7%増加しま…

平成23年分の贈与税の確定申告状況、発表。その1

平成23年分の贈与税の確定申告状況が国税庁より発表されました。(1)平成23年分贈与税の申告書を提出した人員 平成23年分・・・42万7千人 平成22年分・・・39万5千人 前年比3万2千人(+8.2%)増加しました。(2)申告納税額のあるもの(納税人員) 平成23年分…

老人ホーム入居者と小規模宅地の評価減。その6

老人ホームへの入所により空家となっていた建物の敷地について小規模宅地等の特例が使えるかという質疑応答があります。 東京地裁は、この質疑応答は事実の認定についての考え方を述べたものにすぎないとしたうえで、この事案の被相続人の生活の拠点は、次の…

老人ホーム入居者と小規模宅地の評価減。その5

老人ホームへの入所により空家となっていた建物の敷地について小規模宅地等の特例が使えるかという質疑応答があります。 東京地裁は、この質疑応答について、興味深い判断を示しています。 この質疑応答は、老人ホームに入所していた被相続人の生活の拠点に…

老人ホーム入居者と小規模宅地の評価減。その4

老人ホームへの入所により空家となっていた建物の敷地について小規模宅地等の特例が使えるかという質疑応答があります。 課税庁は、自宅が空家のままであること、終身利用権を取得していないことなどの4つの要件を示し、有料老人ホームへ生活の拠点を移した…

相続税の還付に追い風。その3

相続税の申告は、長年の付き合いにより顧問の先生にお願いはしたけれど、本当に適正に評価してもらっているのか不安なので私共に見直しをお願いしてみたら、予想以上に納めた相続税が戻ってきて驚いたという嬉しいお声を多くいただいています。 平成24年2…

相続税の還付に追い風。その2

平成23年の税制改正により、相続税の申告期限が平成23年12月2日以後に到来する場合には更正の請求が5年間行えるように延長されましたが、平成23年12月2日より前に相続税の申告期限が到来している場合には従来は1年間しか更正の請求が出来なか…

相続税の還付に追い風。その1

お陰様で私共がお手伝いする相続税の申告は日本で一番(TKC調べ)となりましたが、当初の申告のお手伝いだけでなく、一度申告をされた相続税の申告を見直す事によって相続税が還付されるお手伝いも多くしています。 相続における財産評価では、税理士によ…

相続で何を遺す。その時メダルの色は?その3

今年はオリンピックが開催され、しばらくメダルの色が話題になると思います。 相続で何を遺すとメダルの色は何色になるでしょうか? 人生の達人に教わりました。あのご本人も苦しい時に私を助けてくれた恩。 お世話になったあの人の生き方がモデルです。 あ…

相続で何を遺す。その時メダルの色は?その2

今年はオリンピックが開催され、しばらくメダルの色が話題になると思います。 相続で何を遺すとメダルの色は何色になるでしょうか? 人生の達人に教わりました。心温まる両親とのあの思い出。 あの事件、あの苦労を共に乗り越えられた。 喜んでくれた笑顔が…

相続で何を遺す。その時メダルの色は?その1

今年はオリンピックが開催され、しばらくメダルの色が話題になると思います。 相続で何を遺すとメダルの色は何色になるでしょうか? 人生の達人に教わりました。相(すがた)を続けていくのが相続だと言われます。 そのためには基盤がないと続けるのが難しい…

平成22年分の相続税の申告の状況、発表。その3

平成22年中(平成22年1月1日〜平成22年12月31日)に亡くなった人から、相続や遺贈などにより財産を取得した人に係る申告事績が国税庁より発表されました。平成22年4月1日以後の相続より、小規模宅地の評価減の改正が行われました。 この改正により、同居親族…