2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

専門家としてはどうするか?

それは簡単です! 2003年分の路線価に近所の公示価格の2003年と2004年の下落率を掛けます。 http://tochi.mlit.go.jp/ 路線価は公示価格の8割程度名のでこの簡便方式で推測できるのです。

発表はまだ

国税庁は今年の評価は8月2日に発表する予定であります。http://www.nta.go.jp/category/rosenka/2592/01.htm 1月亡くなられた人の分は6月・7月では分からないのであります。

路線価が気になる

1月に相続が発生されたお客様から、2004年分の土地の評価の路線価を知りたいと言う御質問がありました。お気持ちは良く分かります。遺産分割協議するにも土地の評価が気になります。申告期限と遺産分割の期限は11月と迫ってきています。

有料老人ホームの選択

相続を経験された奥様からの御質問。「全国有料老人ホームガイド」という本を見たお客様から質問が来ました。 「どのような基準で本文の紹介施設を掲載しているのでしょうか?」「その本に書いてませんか?」「907施設を網羅してあると書いてます。最後に有…

ホームページが更に使いやすくなりました。

私共の税理士法人の相続の累計申告書提出件数が900件を越えました。それを記念してホームページをリニューアルしました。相続の関連情報では日本一を目指したのですが如何でしょうか?相続事例分析は私の知るところでは日本で唯一です。(相続に関してはアバ…

世の中の変化。賃貸住宅編2

「なぜ年を重ねた女性が賃貸住宅の契約者になりにくいか?」と言う話を不動産屋さんに聞きました。「今はお元気でも10年、20年経った時、お一人で大丈夫か心配だ。」と言われました。「お金が仮にあっても支払い能力の問題ではなくお一人住まいが心配だ。」…

ヘルパーさん

訪問介護のヘルパーさんも、食事・掃除・家事援助の他に、話を聞いてくれると嬉しいです。同じ話を忍耐強く聞いてくれる方には頭が下がります。これからの相続対策の重要な要素の一つに、話を聞いてくれる仕組みをどうするかがあるような気がします。「話を…

室内犬

一人住まいの方には室内犬をすすめています。世話は外に頼むことも出来ます。室内犬が嬉しいのは、話を聞いてくれ、頼りにしてくれ、尾っぽを振って応援してくれます。

倶楽部活動

聞くところによると、身寄りの無い方のための、お墓の永代供養を予約できるお寺があります。そこには倶楽部があり、ダンス倶楽部、旅行倶楽部等で盛りあがっているそうです。理由は見知らぬ人とはいえ、将来同じお墓に入る方たちの連帯意識が盛り上がりを生…

相続税の財源で国債はどうか?

相続対策の話である。相続税を払う財源として、金融商品で何が安心か?国債は国が保証しているのだから定期預金より安心であるという記述がある。こんな質問をいただいた。「将来の相続税の財源として、国債はどうですか?」「国が保証していることは素敵な…

相続対策に生命保険は必要か?

相続対策に生命保険という記述がよくあります。こんなご質問をいただきました。「預金が十分ある場合も生命保険は必要ですか?」「生命保険は万が一の時、預貯金が無く、残された方が困る場合は検討する必要があります。預貯金が十分にある場合には不要です…

相続対策アパート・マンション建築の長所・短所

相続対策はアパート・マンションを建てると良いという記述をよく見かけます。良いところは財産評価が下がります。(借地権割合×借家権割合×賃貸割合)だけ評価が下がります。1億円の土地の場合1億円×70%(借地権割合)×30%(借家権割合)×100%(賃貸割合…

相続前にだまされないコツ

娘さんからの御質問。「母が将来自分の財産の事が決められなくなった時、何が天野さんの経験上不安ですか?」答えは「だまされる事です。元本保証でない金融商品(投資信託、国債、金、株式、信用取引等)。不要な保険。資金繰りを悪くする土地・建物の購入…

相続の税務調査のポイント

知り合いの方に相続の税務調査がありました。ポイントは預貯金の流れです。税務署は亡くなられた方の預貯金から引き出されて、相続人の預貯金に移動されて金額を中心に見ています。お客様でない場合でも、相続の専門家と言う事で聞かれる場合があります。そ…

世の中の変化。賃貸住宅編

相続対策のお客様です。息子さんの近所に引っ越すお母様です。我がスタッフが月額25万円の物件下見に同行してくれて報告がありました。高齢者が賃貸住宅を借りる時、原則は収入が無いと出来ないと言われたそうです。収入のある息子さんが契約者になるか、お…

セカンドオピニオン

知り合いの方の紹介である方の相続税申告書を見せていたきました。相続税法では養子縁組したお孫さんは最初の一人までを相続人と計算し、あとは計算上相続人になれないことになっています。ところがその申告書を見ると全員が相続人になっています。明らかに…

相続財産全体を把握する

20年もの前の相続のお手伝いの事です。遺産分割協議でもめた案件がありました。本家さんと分家さんの争いでした。なんとか分割が終了し10ヶ月内の申告が無事終了しました。その後税務調査が入りました。そこで名義預金がたくさん出てきたのです。税務当局と…

バトンタッチ

相続の現場報告です。 息子さんはお父さんの好きな温泉地に療養のための施設を借りました。週に一度は通っているそうです。費用は息子さん持ちです。お父さんは「私が出すよと言いました。」息子さんは決して裕福な生活をしていたわけではありませんでしたが…

どちらかが引っ越し

相続準備の仕事をしてますと、介護の問題によく直面します。ドイツのウィスバーデンへ行って介護事情を聞いたことがありました。年を重ねて、一人では生活がしにくくなってきた時、「子供が」近所へ引越しして来て、介護をするそうです。生活の場所を変える…

相続は不安の除去のお手伝い

相続で、お客様に喜ばれるお手伝いがしたいと思い、相続税申告書提出終了後アンケートをお願いしています。その中で気になるのが「自分でも不安が減っていくのが分かりました。ありがとうございます。」という感想です。お客様には多くの不安があります。納…

境界線はきっとある。

「税理士の人に知らせたら相続財産の預金は全部税務署に分かってしまうのでしょうか?」なかなか鋭い質問を受けました。この質問への回答には少し整理が必要です。 まず税務署の預貯金調査は厳しいか?厳しくないか?答えは厳しいです。 http://allabout.co.…

デメリットの開示

相続後の相談です。ご主人を見送った奥様のご相談にのることが多くなってきました。 元気な方は海外旅行をされています。聞くところによりますと、一人で出かけても、添乗員さんにお願いすると自由時間も苦痛ではないそうです。 80歳代で携帯電話でお友達と…

プロとして経験に感謝

52歳になりまして、相続の提案をする時の心境が10年・20年前とは随分違ってきました。提案している時、昔はこのお手伝い、どのようにしていくか正直見当がつかなかった状態もありました。熱意でなんとかなるだろうと…。今は経験を積んだがゆえにノウハウとス…

ありがとうは魔法の言葉

相続の発生前のことです。ケアマネージャーが介護計画(ケアプラン)を作成して下さいました。在宅介護で出来ることは提案していただきました。関係サービス提供事業者に連絡していただき、そして在宅介護が始まりました。長い間、大変なお仕事なのに、皆イ…

事実の開示から仕事が始まる

相続の専門家として驚く事があります。 「郵便局の方が、郵便貯金は相続で分かりませんので安心です。理由は財務省と郵政省で話しが出来ていますから。調査は入らないのです。」と言われたとお客様が言われました。「そんなことはありません。今は全部税務署…

目が語る相談内容

資産家のお客様の相続対策の応援をしてます。お父様が実印を亡くしたという相談です。同居の御長男は収入も多く堅実でしっかりした方です。御一諸に来られました。話を聞いていまして、実は心配なので御長男さんが預かっていると言う事が分かりました。お父…

自社株の相続

社長さんからこんな質問を受けました。 「自動車ディーラーを経営してます。株主は自分です。相続の発生時にメーカーさんに譲り渡すことが多いようだがどうしてでしょうか?」 「今までは相続が発生すると、自社株は他人に売れません。買ってくれる人もいま…

相続メール相談歓迎

依頼人から「相続の相談をメールでしても良いでしょうか?」という問合わせが入りました。「もちろんOKです。行き違いがありませんので嬉しいです。」と答えました。後日気になったので「なぜお聞きになったのですか?」と聞いて見ました。「実は3人の税理…

遺産分割明け方の決着

相続のお仕事をお手伝いしていて、遺産分割協議は、最終日までハラハラします。この期限で決まらなければ間に合わない日というのがあります。通常は亡くなった日から10ヶ月で申告も納税もそして遺産分割も終了します。ただ申告日までに、事務手続きがありま…

税理士の先生からの依頼

会計事務所の先生からこの相続案件は複雑なので一緒に手伝ってもらえないかというリクエストがありました。ありがたい提案です。喜んでお手伝いすることになりました。そのお客様の事を良くご存知のその先生が主治医の役目、私たちが相続の専門家ですので大…