貸地の相続実務その3

貸地を相続するとき、相続人の相談にのらせていただきます。評価は路線価に、税務署が定めている底地割合(1-借地権割合)をかけます。このお客様の場合は4割でした。納税資金を確保するために、さてそれを物納するか売却するかというご相談です。

物納と売却の差異をご説明し、選択肢の整理をしました。どちらもコストがかかります。メリット・デメリットもあります。このお客様の場合は物納を選択されました。いずれにしても処分しにくいのが貸地であることには変わりません。「貸すときに、後でこんなに苦労するとは、先代も思っていなかったろうに…」という相続人の方の言葉が頭に残りました。

記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。622。(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

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