遺言時の財産価値その2

相続財産の種類ごとに、財産処分価値とキャッシュフロー価値が違う理由を説明します。財産処分価値とは売って幾らになるかという価値です。相続税の評価も基本的には時価の8割を意識して計算されるようになっています。一方キャッシュフロー価値とは、将来幾らのキャッシュを生むかと言う価値です。

A物件は売った時の価格が6000万円だとしましょう。この20年分の将来のキャッシュが獲得できる価値が100万円×20年で2000万円とします。

B物件は売った時の価値は3000万円です。将来のキャッシュが獲得できる価値は200万円×20年で4000万円です。

どちらが価値があるでしょうか?売る事を想定するとA物件です。持つ事を想定するとB物件です。両者を考慮しないと遺言時の思いを応援することは出来ないのです。

記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。633。(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

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