相続税にも高額納税者の公示制度があります

所得税では高額納税者の番付が良く話題になります。http://allabout.co.jp/finance/inheritance/closeup/CU20040517A/index.htm
同様に、相続税を多く納めている人も、高額納税者の公示制度という制度で、全国の税務署で公表されています。
http://www.mof.go.jp/singikai/zeicho/siryou/kiso13g.pdf
その内容は納税地、氏名、課税価格です。普通の言葉で言えば、住所と氏名と相続の遺産分割で得た財産の価格が相続人毎に公表されています。財産の内容はわかりません。亡くなった方との続柄も分かりません。原則的には申告は亡くなった日から10ヶ月で、公示はそれから4ヶ月後です。

アメリカ・イギリス・ドイツにはありませんが、フランス・日本にはある制度のようです。
この制度が必要か?廃止か?良く議論されているところです。