お客様から「損得」と「尊徳」を教わりました。

長男さんは事業も家庭も頑張りました。お父さんの相(すがた)を継ぐために頑張りました。同居ですから、良い事ばかりではありません。時には口論ももちろんありました。お互いに我慢もありました。事業は隆々としていたので、お父さんにも給料をきちんと払いました。

相続が発生して、次男さんと長女さんから、「遺産分割で相当の金額は覚悟しているのでしょうね。」と言われてしまいました。御長男さんが稼いだ金額もかなり相続財産に含まれています。お怒りになるのでは?と思った瞬間

「預かりものだから考えているよ。」

後で聞きました。「なぜお怒りにならなかったのですか?」
「計算しなかったら出来たのです。今後も出来るだけ損得の計算はしない様にしていきます。

頭が下がりました。


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。282。(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)