遺産分割時のイライラを少しでも少なくする方法

「遺産分割協議をしていてイライラを少しでも減らしたいのですが、何かコツはありませんか?」同居の御長男さんからの質問です。「これだけ介護に苦労してきたのに…配偶者にこれだけ気を使ってきたのに…別居していた家族はどうしてねぎらいまでいかなくても、苦労を分かってくれないのか?お気持ち良く分かります。」と私。

「意見を聞くたびにイライラがつのります。我慢をしています。」と言われ、お役に立たずに申し訳ないと言う気持ちで、「安岡正篤さんの言葉に、『ものの見方は、長いレンジで、多面的に、根元で。』と教わりました。」と答えました。ご長男さんからは、「長いレンジは目先の損得でなくこれから10年の視野で相続を考える。多面的には経済・精神で考えると辛いが、家族で考えると、忍耐する親の行動が子供に示せる。根元でみると父の相(すがた)を続けるということは忍耐をも続けるのか?」と素敵な言葉をいただきました。譲った人にツキがくるという言葉を思い出しました。

記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。379。(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

相続準備の応援メールマガジン「知って得する相続豆知識」はこちららから:ホームページ「あなたの相続お悩み解決サイト」はこちらから