生命保険を使った相続対策はあるのでしょうか?その2

生命保険とは何でしょうか?「今年1年でご自分が亡くなるかどうかを対象にしたギャンブルです。」

ではどんなギャンブルでしょうか?62歳の男性の方の今年死亡する率は、厚生労働省統計情報部が出している『人口動態統計』の性・年齢別死亡率、つまり、2002年の男性・女性について、人口1000人当たり、その年で何パーセント亡くなるかという率を示したものがあります。男性60〜64歳を見ると10.4/1000ですから、1%です。100人中99人に入っている方は60歳でも今年は亡くならない。1人の方だけが亡くなるということでございますから、この比率を見て、自分は生命保険に入ろうかやめようかを考えます。

クラス会の名簿を見ていると無くなった方の率が1%以上あることに気づきます。それは実は累計です。生命保険はあくまで今年1年に亡くなる事に対しての保障であります。今年1年に亡くなる可能性について保険料を払うギャンブルであるわけです。

記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。451。(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

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