事業承継対策の最新事情その2

経営者の方の相続対策をしていて感じることを書きます。その2は相続時精算課税の利用です。相続時精算贈与という制度を使うと、贈与時の評価で将来の相続時の評価が決まります。この会社を成長させるという自信がある方は、今のうち安い価額で贈与をし、将来相続時には上がっているであろう自社株の評価が安く相続できます。反対に将来会社が苦しく、評価が安くなっていると、何もしないで相続を迎えたほうが有利で、相続時精算贈与をしたことが不利になります。

このように将来の予測の上にどちらが有利かという意思決定が求められます。見極める慎重さと勇気ある大胆さが求められる対策だと思っています。

記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。521。(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

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