事業用の定期借地権その2

事業用の定期借地権のご相談です。これは10年から20年以下の期間の範囲で借地人に土地の貸付を行い、契約期間終了後には、必ず土地所有者のもとに貸し付けた土地を返還されるものです。ロードサイドの土地の有効利用の一つです。

この場合の土地の相続税評価はどうなるでしょうか?
1.200平方メートル分の小規模宅地の50%評価減は使えます。
2.更に定期借地権の評価として5%(残存期間が5年以下)から20%(残存期間が15年を超えるもの)を引けます。(評価基本通達25)
1000平方メートルの土地の評価が4億円だとしますと、賃貸開始時に20年残っていますと20%の8千万円がまず引けます。

さらに差し引き3億2千万円のうち小規模宅地の評価減として200/1000分の50%である3200万円も引けます。
土地の評価は4億円-8000万円-3200万円で2億8800万円になります。

記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。664。(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

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