2007年8月1日路線価発表を前に。その3

では今年はどうなるか?
2008年3月22日発表の公示価格について見てみましょう。

土地鑑定委員会委員長の挨拶を見てみましょう。
「まず、東京都心部の住宅地及び商業地、大阪圏、名古屋圏及び地方ブロック中心都市の都心部の商業地の中には、平成18年1月1日から平成19年1月1日までの1年間に30%、40%を超えるような高い上昇率をみせる地点がありました。これらは高級住宅地やブランド力のある限られたエリアの地点であり、利便性・収益性、繁華性の向上、土地利用転換の進展等その上昇を裏付ける経済的な要因が見受けられました。 これら限られた一部地点の高い上昇率がそれぞれの地域全体の平均を押し上げていること、及び、地価公示はこうした傾向が平成19年1月1日以後も続いて行くであろうという予測を示すものではないことを強調しておきたいと思います。」
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/03/030322_.html


東京都の変動率です。
商業地は14.0%上昇
住宅地は8.0%上昇です。


2008年路線価上昇率は

昨年の5.4%よりは高い上昇になるでしょう。
5.4%と8%の間になるか?
8%から14%の間になるか?
14%以上になるか?
意見の分かれるところです。(8月1日の発表をお楽しみ下さい)
プラスになって3年目ですから、土地価格上昇のイメージ浸透初期になるでしょう。


今まで述べたことは、あくまで平均の変動率です。
個別の土地の路線価の予測とは別なのでご理解下さい。


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。1131。
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)
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