日本一高い銀座周辺の路線価を見る。その１

国税庁は２００７年８月１日、相続税や贈与税の算定の基礎となる土地の価格である、２００７年分（１月１日現在）の路線価を公表しました。　

日本一高い路線価(単位は１平方メートル当たり千円)がある銀座。その実態を銀座中央通りに沿って解説します。
銀座４丁目から北東に行きます。

銀座４丁目三越前。２４，９６０（１００％）
銀座３丁目松屋前。１９，２１０（７７％）
銀座２丁目ティファニー前。１６，５５０（６６％）
銀座１丁目銀座アスター前。１３，０３０（５２％）
京橋３丁目イナックス前。９，５２０（３８％）

％は銀座４丁目を１００%としたときの路線価の割合を示します。
歩行者天国の日曜日にあるいてもわずかな距離です。
ところで路線価はものすごい勢いで減少します。
ティファニー前で６６％。
京橋に行くとなんと３８%になります。
土地の時価が収益還元率(収益性を加味して土地の時価を出すやり方)を考慮する昨今、この僅かな地理の違いが商売の収益性に影響していることが読み取れます。

記：資産家を応援する相続・相続税の専門家：天野隆。1165。
（幸せなキャッシュフロープロジェクト）(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト）
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