自民党税制調査会の審議。その4

自民党税制調査会は、連日12月13日のまとめに向けて2008年税制改正に関する審議をされています。その審議の中から実務家として気になるところを記します。

相続税では、現行制度の法定相続分課税方式の問題点が指摘されています。

自己が取得した財産だけなく、他の相続人が取得したすべての財産を把握しなければ、正確な税額の計算・申告が出来ない

相続により取得した財産の額が同額でも法定相続人の数によって税額が異なる

居住や事業の継続に配慮した課税価格の減額措置により、居住の継続に無関係な他の共同相続人の税負担まで緩和される。

さて相続税の改正はどうなるのでしょうか?
テーマは事業承継税制、課税範囲の拡大です。


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。1289。
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)
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