Jリーグクラブの人件費と順位の関連性。その1

JリーグはJクラブ経営の透明性向上のため、2005年度分より、Jクラブの個別経営情報を加え経営情報を発表しています。2006年度分より、全項目が開示されています。2007年度分は2008年9月に公表されました。

http://www.j-league.or.jp/aboutj/jclub/keiei.html
決算書の専門家として幾つかの分析を試みました。

2006年度分と2007年度分については全チームの情報が公開されているのでこの2年間の数字と順位の関連性についてトライしてみました。
http://www.j-league.or.jp/aboutj/jclub/2007-8/pdf/club2008.pdf

選手・チームスタッフの人件費に
20億円以上かけたチームは2年間で4チームあり、平均順位は4.8位(18チーム中以下同じ)
15億円以上かけたチームは13チームで平均順位は6.5位
10億円以上かけたチームは14チームで平均順位は11.7位
10億円未満のチームは5チームで平均順位は14.8位

強い関連性は売上ではなく、繰越利益でもありません。
監督・コーチ・選手の給料が実力の時価であると推測できるので、この仮説は説得力があります。

選手・チームスタッフの人件費15億円以上かけられる営業構造・営業基盤作りが、上位の優勝争いをするチーム作りの基本となるようです。


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。1499。
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)
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