「大増税でもあわてない相続・贈与の話。改正相続税法対応のすべて」その1


小田清隆さん(仮名)55歳は田町のマンション(自己所有)に住んでいます。彼のご両親は高輪に住んでられます。小田さんは気になって相談に来られました。ご両親の200㎡の自宅で土地の路線価は174百万円。その他金融資産30百万円を合わせて合計で204百万円でした。1次相続試算すると相続税は844千円。それなら何とか。ところが2次相続を試算すると24,988千円。「なんでそんなに高いの!?」「うちのような普通の家庭にそんなに!」

実は1次相続で使えた配偶者の税額軽減(配偶者が2分の一を相続すると税金がかからない制度)と小規模宅地の評価減(自宅の土地は8割減)が2次相続は使えないからです。

「これはえらいことだ!」
という問題意識を持たれました。

私共のセミナーによく来られるようになりました。
そして小田さんがわかったことは
「小規模宅地の評価減は減税ではなく納税猶予のようなものだと。」
ということでした。


天野隆

記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。2621。


(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)
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