遺産分割協議で裁判にならないための方策は?

6月4日の産経新聞によりますと『この対立の波紋が二子山親方の財産分与にも及ぶのは確実だ。二子山親方の遺産は、旧二子山部屋と福岡の九州場所の宿舎や建物と敷地、軽井沢の別荘、二子山、山響という2つの年寄株、それに近く協会から支給される、合わせて6000万円は下らない退職金と功労金などである。 「貴乃花はオレは部屋の後継者だから、と相撲に関する部分、たとえば部屋の敷地や建物、年寄株などの相続を主張している。でも、これらを合わすと全体の4分の3以上にもなり、兄の勝は納得していない。この2人以外にも、二子山親方に最後まで付き添っていた内縁関係の女性や、定年まで毎月、慰謝料を支払う約束になっていた憲子前夫人らがおり、また貴乃花がこの内縁の女性を認めていないことなどもあって、なかなか話し合いで決着するのは難しい状態。裁判にもつれこむ公算が大ですよ」と、旧二子山部屋の関係者は見ている。』とあります。

相続の専門家から言わせていただきますと、葬儀のすぐ後にここまで話し合いを実施しているのはごく希です。関係者に取材となっていますが、憶測がかなり入っているのではないでしょうか?

裁判にもつれ込まないやり方は十分に残されています。お二人から信頼を置かれている方が、じっくり希望を聞いて、名を取る人と、実を取る人、一つを取り、一つを譲り、互いに譲歩していただく事が考えられます。10ヶ月間と言う月日を有効に使われる事を祈っています。

記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。386。(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

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