藤田田(でん)さんの相続税が分かるのはなぜ?

日経新聞の2005年3月25日の記事を紹介します。「日本マクドナルド創業者で、2004年4月に78歳で死去した藤田田氏の課税対象となる遺産総額が約491億円だったことが北沢税務署(東京都世田谷区)の公示で分かった。遺産総額は過去6番目。公示などによると、遺産の大半は日本マクドナルドホールディングス(同新宿区)の株式で、ほかは不動産や預金だという。相続したのは藤田氏の妻(75)と長男(52)で、相続税額は122億円。既に納付済みとみられる。藤田氏は大阪市出身で、東大在学中に雑貨輸入業の藤田商店を創業。1971年に日本マクドナルドを設立し社長に就任した。02年に会長兼CEOに就任、03年3月に退任した。また、89年には米最大の玩具チェーン、トイザラス社と合弁で日本トイザらスを設立した。藤田氏は昨年5月の高額納税者の公示で全国14位だった。」

公示制度によると氏名(相続人の名前)、納税地(被相続人の住所)、課税価格(相続人毎に)が分かります。ところが中身は公示されません。さらに税額も公示されません。となると記者が調べたか、誰かが告げたかということになります。不思議な記事です。不思議さが気になる方はこちらを読んでください。ヒントがつかめます。

記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。409。(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

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