え!妹さんがお兄さんへ。なぜ罵声を?その3/その4

「父が言っていました。」妹さんが重い口を開いたのは10ヶ月の申告期限があと1ヶ月に迫った時でした。「土地持ちというのは、頭を下げられた時はのってはいけないんだ。建物を建てては?こんな保険に入っては?株は如何ですか?」「こちらから頭を下げる話はやるべきなんだ。借地権の方に一緒に売りましょう。隣地の人に境界を確定しましょう。とな…」「長男に私が死んだ後、頭を下げることが出来るかが心配なんだ。どうやって分からせたら良いのか…」

「お黙り!お見舞いにも来なかったあんたに発言権はないわ!」と叫んだのはそのためだったのです。妹さんはお父さんの願いの実現のために実行したのです。分割協議で長男さんが頭を下げて妹さんに頼む。それを実行させるためには、怒鳴るぐらいしないと効き目が無いと考えたからです。


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。413。(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

相続準備の応援メールマガジン「知って得する相続豆知識」はこちららから:ホームページ「あなたの相続お悩み解決サイト」はこちらから