非公開化への動きはどうなる?その2

飲料大手のポッカコーポレーションは8月22日、記者会見し、経営陣による自社買収(マネジメント・バイ・アウト=MBO)を実施すると発表しました。買収後は上場廃止になる見通し。ワールドに続いてだけに今後の動きに注目が集まっています。

公開は、増資と言う形で資金を調達してきました。非公開化というのを財務上で見ますと、今度は他の株主にお願いして買い付けてもらい、公開会社から撤退しようというものです。公開することのメリットよりデメリットが多いと判断したためでしょう。

私の顧問先・関与先に関して言えば、経営上から、相続対策から、これからの公開を相談されることも多いのです。経営者の方の人生哲学・経営理念がはっきりしている会社には、公開するとそれに沿った経営が出来なくなる可能性を説きます。残念ながら、今の株主は理念に投資する金額より、値上がり益期待に投資する金額が多いからです。


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。479。(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

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