一澤帆布加工所の記事への解説その1

毎日新聞の2006年2月25日の記事によれば『人気ブランドかばんの「一澤帆布(いちざわはんぷ)工業」(京都市東山区)で前会長の三男・一澤信三郎社長が解任され、信三郎氏は24日、別のブランド名でかばん製造を始める方針を表明した。従業員の大半が既に同氏とともに同社を離れており、「一澤帆布」ブランドの製造販売は当面ストップする見通し。同社では株式の3分の2超を相続した前会長の長男・信太郎氏と四男が昨年12月に信三郎氏を解任し、代表取締役に就任した。しかし、二十数年にわたって経営に携わってきた信三郎氏側は、同社の製造工場を賃借する有限会社「一澤帆布加工所」に製造部門の従業員65人全員を転籍させ、解任後もかばん製造を継続していた。信太郎氏側が申請した工場の明け渡しを求める仮処分を京都地裁が認めたため、信三郎氏は期限の3月1日までに応じる方針で、「従業員と共に新ブランドのかばんをつくる。新たな工場を探したい」と話した。』とありました。

この記事だけでは分かりにくいのですが、信三郎さんが書かれたホームページに、そこまでに至った事情が書かれています。双方の意見を見ないとなんとも言えませんが、2001年3月15日お父様である信夫が死去され遺言書が2通存在したそうです。長男側の主張が判決で通った模様です。その結果長男側は役員を解任したそうです。




記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。669。(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

相続準備の応援メールマガジン「知って得する相続豆知識」はこちららから:ホームページ「あなたの相続お悩み解決サイト」はこちらから
相続のメール無料相談はこちらから