外貨建て預金5つの注意点その1

外貨建て預金とは、外貨による預金です。米ドル建てのほか、ユーロ建て、豪ドル建てなど各種通貨による預金を扱っている銀行もあります。金利が高いのがメリットです。注意点を三つ掲げます。

一つ目は為替レートによる銀行手数料がかかることです。預金をする時とおろす時にかかります。

二つ目は為替リスクです。為替レートは絶えず変動していますから、為替レートの差が為替差益・為替差損となります。

三つ目は為替差益の税金です。円安になれば為替差益が生じ、円高になれば為替差損が生じます。 1ドル110円の時に円貨を米ドルに換えて外貨建て預金を買い、満期時(1ドル130円)に円貨に換えて引き下ろしたケースを想定します。利息とは別に、円安による効果すなわち元本部分1ドルにつき20円の利益(為替差益130円−110円)が生じます。 この為替差益は「雑所得」に該当し、確定申告し総合課税されます。これは給与所得等と合算され累進税率が適用されます。高額所得者の方は為替差益に対して、所得税と住民税を合わせて最高50%の税負担となります。


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。880。
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)
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