富裕層という言葉とよもやま話。その1

FujiSankei Business i. 2006/10/13に次のような記事が載っています。

「米証券大手のメリルリンチと調査会社のキャップジェミニが共同で作成した2005年のアジアの富裕層動向調査によると、日本は他のアジア地域に比べ、1人当たりに対する金融資産の集中度が緩やかであることが分かった。

調査によると100万ドル(約1億1900万円)以上の純金融資産を持つアジア地域の富裕層総人口は、前年比7・3%増の240万人。このうち日本は同4・7%増の141万人、地域別で最大シェアの59・3%を占めた。保有資産額ベースでは、3兆5000億ドル(約416兆5000億円)、46%のシェアを占め、アジア最大の富裕層市場であることを示した。

ただ、純金融資産が3000万ドル(約35億7000万円)以上の超富裕層に限ると、アジア地域の1万5600人(前年比12・1%増)に対し、日本の地域シェアは30・6%と富裕層シェアよりも低下。逆に中国やインド、香港、台湾など他の地域はシェアが拡大した。

富裕層1人当たりの平均保有資産額でも日本は、域内平均の320万ドル(約3億8000万円)を下回る270万ドル(約3億2000万円)にとどまり、国際水準では「“プチリッチ”のすそ野は広いが、“スーパーリッチ”は少ない」日本の富裕層市場の姿を示した。」

この記事で注目すべきことは

富裕層とは純金融資産を1億円以上持っていると定義しています。一つの定義です。ここでい言う富裕層には不動産は入っていません。
その方は141万人いるとの事。人口の1%です。
プチリッチはいるがスーパーリッチは少ないという記事です。土地所有者を入れるとこのことは違ってくると思われます。


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。895。
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)
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