遺産分割協議時における相続人の配偶者の役割。その2

同居の長男が遺産分割協議を進める場合、自分の兄弟たちの意志決定の方法を考えておく必要があります。自分で決めるのか、あるいは夫婦話し合って決めるのかを考えてみましょう。すると夫婦で参加してもらったほうがよい場合もあります。それぞれの配偶者が本家を守る上で役割がある場合です。仕事を手伝っている場合、介護の分担をしている場合等です。

参加してもらわなくても、税理士にそれぞれの家に行ってもらい、遺産分割協議について説明してもらうとよいでしょう。これはよい方法で、トラブルを防ぐ手段になります。遺産分割協議の席で税理士が兄弟に筋道立てて説明し、その場では納得したとしても、それをそれぞれの家庭で配偶者にきちんと説明できるでしょうか。もしきちんと説明できないと、トラブルの原因になりかねないからです。


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。1157。
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)
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