相続のおける母の役割。その3

(御質問)
相続の遺産分割において、子供同士がもめないために、母親として心得ておきたいこととはなんですか?


(回答)
難しい問題です。一般的に言えば、子供のそれぞれの立場に過度に肩入れし過ぎないほうが良いでしょう。また、一人の子供のところで別の子供の悪口を言ったり、誉めたりするのも、争いの火種になりやすいことも事実です。父親が亡くなり、子供同士が遺産分割をめぐって争いはじめたときに、母親の態度によって、争いに火をつける場合と、争いを収める場合があります。


三つ目のケースは、母親の一言によって争いが収まることもあります。
「それぞれにたいへんだろうけど…」
「おまえたちが喧嘩すると亡くなったお父さんが悲しむだろうから…」
「よく話し合って、なんとか収めてちょうだい」
と仏壇の前で言われました。 
相続とは亡くなった人の相(すがた)を続けること。すべての基本がここにあります。


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。1188。
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)
相続準備の応援メールマガジン「知って得する相続相豆知識」はこちららから:ホームページ「あなたの相続お悩み解決サイト」はこちらから
相続のメール無料相談はこちらから