経済産業省の2008年度税制改正要望。その2

経済産業省は2007年8月24日、「2008年度税制改正に関する経済産業省意見」を公表し、
(1)中小企業を中核とした生産性向上・成長の底上げ、
(2)地域経済の活力維持や雇用確保を図る中小企業の活性化、
(3)地球環境保全と経済成長の両立に向けた環境・エネルギー対策の推進等、
(4)国際的なイコールフッティングの確保等の観点から、
各種税制措置の拡充・延長・創設などを要望しました。
http://www.meti.go.jp/topic/data/070824-2-2.pdf


2番目に注目はP19 のエンジェル税制についての拡充です。

投資時点での税額控除制度の創設を要望しました。

現行の投資時点での優遇措置は、他の株式譲渡益から投資額を控除する制度のため、株式市場が低迷した場合、他の株式譲渡益が生じないことからインセンティブが働かないため、エンジェル税制投資額実績が伸びないという実績から主張しています。

税額控除により株式市場に左右されない投資時点でのインセンティブの強化が必要としています。

イギリスの事例を参考にしている点が目を惹きます。


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。1208。
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)
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