中小企業の相続税8割軽減。その２

日本経済新聞2007年10月16日のトップ記事で次のように報じました。
「中小の相続税８割軽減・非上場株事業承継、雇用維持など条件 。中小企業の後継者の相続税負担を軽減する「事業承継税制」について、政府・与党が2008年度税制改正で導入を目指す制度拡充案が明らかになった。非上場の同族会社株を相続する場合は、課税価格を8割減額する。従業員の8割以上の雇用維持などを条件にする。後継者難の中小企業の廃業を食い止め、雇用機会の確保と固有技術の継承につなげる狙いだ。」

影響はどうでしょうか？
日経新聞によれば「数十億円程度の現在から、200億円から300億円程度の見通し」とあります。

経済産業省の改正要望によれば
「年間29万社の廃業のうち、後継者不在によるものが7万社、それにともなう雇用の喪失が毎年20万人から35万人に上ると推定」とあります。
この意見が正しいとすれば改正によって雇用の喪失が減ると予測されます。

記：資産家を応援する相続・相続税の専門家：天野隆。1238。
（幸せなキャッシュフロープロジェクト）(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト）
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