相続税、見直しの方向性。その3

相続税の税率構造を見直すことにより、資産再分配機能を回復させることを検討しています。
現行制度は、最高税率は50%(3億円超)、税率区分は6段階となっています。
過去の税率構造を復活させた場合の増収額を以下のように試算しています。

平成6年度改正(最高税率70%(20億円超)、税率区分9段階)
 +0.1兆円程度
平成4年度改正(最高税率70%(10億円超)、税率区分13段階)
 +0.2兆円程度
昭和63年12月改正(最高税率70%(5億円超)、税率区分13段階)
 +0.5兆円程度
昭和63年12月改正前(最高税率75%(5億円超)、税率区分14段階)
 +0.8兆円程度

増税規模をどの程度とするのかにより、税率構造が決まってくるのではないでしょうか?


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:税理士法人レガシィ 廣田勝彦 2020
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)
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