相続税改正の取材で来られた方が驚いたこと3つ。その3

相続税改正について、2011年に入り、相続税申告件数等日本一ということで多くの取材を受けました。新聞社、テレビ局、経済誌、専門業界誌等です。そこで今回は記者の方たちに話して驚かれた事を3回にわたって記載いたします。

3つ目に驚かれたことは
「相続時精算課税を使う人は限られている」と私が発言した事です。

暦年贈与と相続時精算課税は選択制です。
相続時精算課税の改正は使う方は限られるので………と
相続時精算課税の改正の話を飛ばそうとすると

「え!そうなのですか?」
「そんなこと、どこにも書いてありませんが……」
「意味が分かりませんが……」

事前の準備をされて来た勉強熱心な方ほど驚かれます。

相続税がかからない人は相続時精算課税が有利です。
贈与の時に税金は安いし、相続でも取り戻されることはありません。
一方、相続税がかかる人にとって。
相続時精算課税は
贈与時に税金が安くても
相続時に加算され、
相続税の負担をすることは不利なケースが多いのです。

こう話をすると理解していただきます。
相続税対策をされる方は資産規模が大きい方です。


天野隆


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。2092
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)
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