震災特例法による特定土地等の評価の特例。その2

震災特例法による特定土地等の「震災後を基準とした価額」の計算方法の概要が発表されました。

<倍率地域の場合>

特定土地等が倍率地域にある場合の「震災後を基準とした価額」については、平成23年分の評価倍率(評価時点:1月1日)に調整率を乗じて計算します。

【計算例】

評価倍率……1.1倍
調整率………0.80※

(評価倍率) (調整率)
1.1 × 0.80※ = 0.88
※ 計算例のための仮の数値です。

なお、平成23年分の路線価及び評価倍率(評価時点:1月1日)に乗じる調整率については、10月ないし11月に、別途、国税庁ホームページで公開される予定です。

また、震災後(平成23年3月11日以後)に取得した特定土地等についても調整率を地域ごとに定められますので、平成23年分の路線価及び評価倍率(評価時点:1月1日)に、調整率を乗じて計算します。


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:税理士法人レガシィ 廣田勝彦 2176

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