相続税払えず、大阪府文化財指定の「渡辺邸」解体、売却へ。その1

大阪府文化財指定の「渡辺邸」が、平成22年に相続した所有者が多額の相続税が支払えず、建物を解体して土地の売却を決めたので、文化財指定の解除となったというニュースが流れました。
 文化財保護課によると、消失や破損で文化財指定が解除されることはあるが、「相続税を理由に指定を解除するのは珍しい」としています。

渡辺邸は、約2,500㎡の広大な敷地に江戸時代初期に建てられた母屋や土蔵などが立ち並ぶ屋敷で昭和40年に府文化財に指定されました。

府は買い取りも検討したそうですが、取得には5億円前後の費用がかかることも判明し、取得を断念し文化財指定を解除となりました。

相続税を支払うために、国の宝を失ってしまうのは、やるせない気持ちになります。


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:税理士法人レガシィ 杉澤桜2387
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)
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