平成25年路線価発表と相続税の増税の関係。その2

昨日7月1日に路線価が発表されました。
特に注目は2次相続を前提にして今回初めて相続税がかかる地域です。
ここではなぜ2次相続税に注目が集まっているか説明したいと思っています。

1次相続税は負担が少なくなっています。
配偶者税額軽減があります。さらに配偶者が同居しているのは通常ですから
小規模宅地の評価減(80%の評価減)が使えます。
その結果相続税の負担は減ります。

ところが2次相続税においては、配偶者はいないのですから配偶者税額軽減はありません。
さらに50歳代の子供さんたちはご自分で自宅を持っている方が多いので
小規模宅地の評価減が使えません。
その結果相続税が多くなります。

ここに注目が集まっています。

天野隆

記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。2661。


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