税務調査のシーズン到来。その1

毎年7月は税務署の定期異動があります。異動後にさっそく調査対象の選定に着手し、その後実地調査となりますので、税務調査は、秋頃が一番集中する時期となっています。
調査事案のほとんどが12月に調査の報告書をまとめる時期となり、また、年が明けると確定申告で忙しくなるため、税務調査は11月までがヤマ場となります。
さて、税務調査手続きについて、平成25年1月1日より改正がありました。この改正により、税務調査手続について現行の運用上の取扱いが法令上明確化されましたので確認しておきます。
第1に理由附記です。税務署が行う課税処分について、従来は処分理由が明らかとなっておりませんでした。改正後は、原則としてすべての処分の理由が附記(文書化)されます。理由附記の要件を充たしていないと、課税処分自体ができないこととなるので、調査により更正を受ける際にはその理由がしっかり書かれているか確認する必要があります。


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:税理士法人レガシィ 風岡範哉。2666
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)
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