婚外子の相続格差。その3

[7月10日に、民法婚外子の相続格差の規定を巡り18年ぶりに最高裁大法廷で弁論を行い結審したこともあり今秋にも示される結論に注目が集まっています。

婚外子がいる場合には、法律(民法)で不利な扱いを受ける。
相続人全員の仲が良ければ、遺産分割協議で平等に分割をすれば良いのですが、複雑な血縁関係では感情的なしこりのあるケースの方が多く見受けられます。

 親が、子供のために遺言を残すことで不平等をなくすことが出来ます。
日本一相続を見てきた税理士法人レガシィの事例分析によると、遺言があった割合は9%。91%の人は遺産分割協議を行う必要がありますが、必要だとは分かっていても現実に書きにくいのも遺言です。
婚外子の相続格差という不平等は、遺言という手段によって守られる相続分を親が子供のために真剣に考えて遺せば、世の中に争いが少しでも減少するのでは無いでしょうか。


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:税理士法人レガシィ 杉澤桜2674
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)
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