判断能力が不十分になってきた御両親のために

成年後見制度ってどんな制度ですか? 認知症,知的障害,精神障害などの理由で判断能力の不十分な方々は,不動産や預貯金などの財産を管理したり,身のまわりの世話のために介護などのサービスや施設への入所に関する契約を結んだり,自分でこれらのことをするのが難しい場合があります。また,自分に不利益な契約であってもよく判断ができずに契約を結んでしまい,悪徳商法の被害にあうおそれもあります。このような判断能力の不十分な方々を保護し,支援するのが成年後見制度です。

法務省の成年後見制度の質疑応答集に次のような記載があります。
Q10  成年後見制度を利用したいのですが,申立てから開始までどれくらいの期間がかかるのでしょうか?
A10  審理期間については,個々の事案により異なり,一概にはいえません。鑑定手続や成年後見人等の候補者の適格性の調査,本人の陳述聴取などのために,一定の審理期間を要することになります。多くの場合,申立てから成年後見等の開始までの期間は,3〜4か月以内となっています。

相続の準備に必要な手続きも、成年後見制度を使う機会が増えてきました。

記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。356。(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

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