一澤帆布加工所の記事への解説その3

信三郎さんが書かれたホームページに、そこまでに至った事情が書かれています。双方の意見を見ないとなんとも言えませんが、2001年3月15日お父様である信夫が死去され遺言書が2通存在したそうです。長男側の主張が判決で通った模様です。その結果長男側は役員を解任したそうです。

実務上問題になるのが今までの内部留保の帰属です。普通で行けばご長男さん側が株主ですので押さえます。三男さん側はいままでの功績を退職金で要求するかも知れません。

もう一つが営業権です。このブランドの価値はありそうです。営業譲渡対価を長男さん側は要求するかもしれません。

さてそんな戦いを亡くなった方は望んだのでしょうか?それとも不本意ながらもめる種を蒔いてしまったのでしょうか?


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。671。(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

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