税理士に頼んだ後の不安対策その2

「顧問をしていただいる税理士の方に相続税の仕事を頼みました。どうも動いていないようなので心配で…。チェックの仕方を教えて下さい。」というご要望でした。

仕事の進め方からのチェックです。
1.プロは完成時からの仕事を進めます。相続税の概算が出ない、手書きである、チェック者の存在が感じられない等は完成時からの仕事をしていないことになります。「8月に路線価が出たら計算します」は言い訳です。2005年の路線価は発表されていますし。そこから2006年の路線価は誰でも推定計算できます。
2.チェックリストの存在に注目して下さい。相続業務のチェックリストがその事務所の最低限の品質です。無ければ慣れていないということになります。
3.「我が家の相続の場合、何が重要ポイントか?」と聞いて見て下さい。評価か?納税か?遺産分割か?。ポイントが答えられないのは全体をつかんでいない証拠です。
4.最近の税務調査の動向について聞いてみてください。秘守義務がありますので個別案件は言えませんが、傾向は言えます。経験がない人は一般論に終始します。
5.1週間に最低1回は質問があるかどうかチェックして下さい。相続は家庭内の話ですから会社や事業と違って質問が多いのが普通です。無ければ仕事は進んでいない可能性が高いです。

この中で2つも存在しているようでしたら要注意です。相続が慣れていない会計事務所に頼んでしまったかもしれません。

記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。768。
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

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