税務署の調査はよく考えられている。その3

税務調査のすごさを述べて来ました。
そこで対策です。

1.税務調査を受ける際に注意すべきなのは、安易な財産隠しはかえって傷を深くするということです。たとえば被相続人が生前に家族名義や架空名義、あるいは無記名で届けていた預貯金、公社債、上場会社の株式などは遺産として申告すべきものです。確実に申告しておきたいものです。

2.仮装・隠ぺいした財産には、配偶者の税額軽減が適用できませんし、単なる申告漏れであっても、延滞税、過少申告加算税など無駄な税金を納めなければならなくなります。さらに悪質と認められれば重加算税が課せられます。これらの事を頭に入れておきたいものです。

3.相続の専門家と相談に乗ってもらうことを薦めます。不安が解消する場合もあります。一方気づいていなかったリスクが発覚することもあります。気になっていることを相談すると精神的に楽になることも多いようです。

4.家族の名義の混乱を避けることが重要です。印鑑は苗字でなく名前にしておくと便利です。違う印鑑が使われていると、預金管理をそれぞれ行っていることが多いようです。金融機関に名前の印鑑を使用することは何ら問題ありません。


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。1173。
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)
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