税理士さんからの質問に答えました。その2

(質問)
土地を評価するときに税理士として気をつけねばならないことはなんですか。


(回答)
土地の評価計算方法は複雑なうえに方法もよく変わるので、細心の注意を払って行なうようにしましょう。当社は信用金庫の顧問をさせていただいております。 信用金庫には顧客からの相続税の申告書がくるので、その検討を依頼されることがあります。そこで申告書を検討すると、かなりの確率で誤りを見つけます。そのほとんどが土地評価に関係したものです。


□路線価で土地を評価するときに誤る
路線価を誤るケースには、現地調査をしていないために土地の特定を誤り、違う路線価が付されていることが多いようです。土地評価で大切なのは、現地に出向いて確認することです。依頼人といっしょに土地を確認すればよりよいでしょう。 最近では税理士でも実測器具を用いて、簡単に測量することが多くなりました。 また、相続税の申告書に住宅地図と路線価図を添付して提出するケースは少ないのですが、土地の特定を間違わないためには、これらは添付するほうがよいでしょう。さらに現地の写真を撮って申告の添付資料として申告すると、税務署でチェックする際にもよくわかるのでお勧めです。


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。1181。
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)
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