老舗価値と相続。その2

このシャトーとは何でしょうか。幸福のワインとレシピ(http://www.atelier-v.jp/col_beychevelle.html)ではこう解説されています。

ボルドーで使われている「シャトー」という言葉は、フランス語で、「城」や「館」を意味する一般的な「シャトー」とは違う使われ方です。ブドウ園を所有してワインを生産する生産者や、ブドウ園そのものを意味するのです。このように「シャトー」を名乗ることができるワインは一定の条件があります。その条件とは、ブドウ園の持ち主が、所有する畑内やその付近に自分の醸造所を持ち、自分の畑から取れたブドウを使って自ら醸造していること。その自らが醸造したワインに限って、「シャトー○○」を名乗ることができます。つまり自己畑、自己醸造、自己瓶詰めをしたワインは、シャトー名をつけて自分のブランドとして、市場に出すことができるのです。いくら自分の畑から獲れたブドウでも、他社(他者)に売ってしまったら、自分のブランドとすることはできません。」

これを日本で言えば、営業権(暖簾)つきの会社の株式ということになるでしょう。将来の利益を見込んだ上で、売り手と買い手が存在します。将来の収益と将来の費用を意識した、見込収益力がポイントとなります。

同じシャトーでも、お城や館は、別荘としての利用が多く、処分価値の比重が高く、価値の計算が違ってきます。


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。1423。
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)
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