相続税調査からみられる申告漏れの状況と注意点。その2

先日の新聞等で、日本画家で文化勲章受章者の故平山郁夫氏の相続税につき、申告漏れが指摘されたことが報道されました。

国税庁の発表によれば、昨年度の相続税脱税の手段として次のようなものが挙げられています。
・ 相続開始前に被相続人名義の預金から出金した現金を自宅に隠して相続財産から除外していたもの
・ 金治金を自宅床に隠して相続財産から除外していたもの
・ 架空の債務を計上して相続財産を圧縮していたもの

なお、相続税に限らず脱税による現金の隠匿場所として
・ 自宅リビングのクッション内のビニール袋
・ 知人宅居室のダンボール内の木箱
・ 物置の蚊取り線香の缶
・ 他人名義で借りたトランクルーム
などがありました。

申告漏れの相続財産は、例年、現金や預貯金が最も多くなっています。

(出所:国税庁 平成24年度 査察の概要)


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:税理士法人レガシィ 三澤郁夫 2682
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)
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